\皆さま、ごきげんよう/

米子市議会議員で現役薬剤師の𠮷岡ことです。

 

 

今日は国際女性デーです。

手前味噌ですが、私の公式サイトは女性の連帯を象徴するミモザで彩られています。

フッターのリンクからご覧くださいウインク

 

今日の新聞には関連した記事が目立ちます。

   画像は記事より引用

 

男女平等 鳥取”2冠” 24年「都道府県版ジェンダー・ギャップ指数」 「行政」3年連続、「経済」初
日本海新聞

https://www.nnn.co.jp/articles/gallery/253190?pn=1

 

鳥取県は行政分野のジェンダーギャップ指数が3年連続1位ということで、ジェンダーギャップという言葉が浸透していない頃からの取り組みの賜物と思います。

若年女性の転入が多いことは、そういったまちの空気も大きく影響しているのではないでしょうか?

 

米子市に目を転じると、昨日は錦織陽子議員が市職員の非正規雇用とジェンダー平等について質問されました。

 

私も米子市の雇用状況については色々と調べましたが、制度的な差別はないものの傾向として事務やケア労働の非正規職に女性が多くそれが全体的な男女の賃金の差異に繋がっています。

担当課によると「やり慣れてない仕事はできない」と。

女性は補佐的な仕事、お世話する仕事という性別役割意識により積み重ねられた経験が結果的に職業選択に繋がるというのはとても腑に落ちました。

私も子育てを始めた頃に感じたモヤモヤ感の原因が、自分の中にある価値観であることに気づくまでには時間がかかったことを思い出します。

 

私は、幸いにも「女の子だから」という理由でやらせてもらえなかったことはなく、両親には感謝していますが、それでも様々な性別役割意識にとらわれていて、社会からの刷り込みの根深さを感じます。

 

こういった意識改革も重要ですが、

女性が選択しやすい仕事が非正規で安く買い叩かれている現状も変える必要があります。

 

錦織議員の質問に対する伊木市長の答弁は

非正規雇用に男性もいることが問題で就職氷河期世代の救済が必要(←意訳です)ということで、分かっていて論点をずらしているのか、本質的に分かっておられないのか首を傾げました。

 

「女性も男性も自分らしく暮らせる米子市」の実現のために

今後も米子市の意識改革に取り組んでまいります。

 

最後に今日の新聞記事の中で

これまでの私の一般質問のベースになる考えに一致したものをご紹介しておきます。

 

以下、記事より引用

 

◆労働力人口減少の中、さらなる格差縮小が必要だ

―男女間の賃金格差はなぜ問題なのか。

 「少子高齢化で労働力人口が減少していく中で日本経済を維持するためには、男女の賃金格差をなくし、男女ともに意欲を持って働ける環境づくりが大事だ。縮小してきてはいるが、さらに縮小されるべきだ」

―賃金格差はなぜ生じるのか。

 「『説明できる格差』と『説明できない格差』がある。スキルや知識などの人的資本が変わらない男女の間でも生じる格差が『説明できない格差』で、残りは人的資本の差で説明できる。日本の労働市場では今でも人的資本は男性の方が女性より相対的に高いため、『説明できる格差』が発生しているが、説明できるからといって、見過ごしてよいわけではない」

 

◆技術・家庭の別学など、学校教育も影響している

―「説明できない格差」の要因は何か。

 「背後にはジェンダー規範がある。国際的な意識調査によると、男性が外で仕事をして女性が家で家事をすべきだという伝統的な性別役割分担意識が日本は強い。これは『女性は会社での仕事に向いていない』というアンコンシャス・バイアス(無意識の思い込み、偏見)につながる。このような意識を弱めていく必要がある。例えば、最近の研究から、中学校の『技術・家庭』の男女別学は、性別によって社会での役割が違うと教えていた可能性が示されている」

 

女性の賃金は男性より3割安く、半分は「説明できない格差」 政府の集計からは「偏見」が見えてこない

東京新聞

https://www.tokyo-np.co.jp/article/313743

 

 

 

 

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