これまで色んな方の体を触らせて頂いた中での私の経験談になりますが、少しお話させてください。



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性感マッサージは、向いている人と向いていない人がいます。


向いている人は肉体的に「性器以外の場所でも感じることが出来る」傾向があります。


逆に「性器でしか快感を得られない」「オナニーでしかイケない」「いやらしいことは恥ずかしい」「性的興奮は悪いこと」「人に体を触られるのは怖いこと」など極度にマイナスなイメージを持っている方は、性感マッサージで効果を得るには時間がかかる場合があります。


ひとまず今回は「向いている方」「効果を実感しやすい方」のお話をします。


一般的に、「感度が高い」とは性的な場所を触られて快感を得やすい…そういった意味で使われることがあります。


もちろん、間違ってはいません。


ただ私の場合は「感度が高い=敏感」という意味で捉えていて、それは必ずしも性的快感ではないのです。


くすぐったくても、痛くても、苦しくても、感度が高いと表現します。


それだけ感受性が豊か…と。


ここから掛け算の話になるのですが、肉体的に感度が高ければ全て快感に繋がるのかというと、それは違います。


肉体的に感度が高い人の意識をどう持っていくか。


例えば、M気質な方で感度が高い場合、精神的に「ここが気持ち良い場所」と思い込めば次第に気持ち良くなっていきます。


反対に、S気質な方で感度が高い場合は気持ち良い場所を「人に触られたくない」「恥ずかしい」と感情に蓋をしてしまいがちです。





肉体的(+)×精神的(+)=感度(+)

感度が高く、快感を素直に受け止めてアウトプットできる。


肉体的(+)×精神的(-)=感度(-)

感度は高いけれど、マイナスなイメージがあってイマイチ快感を受け止められない。


肉体的(-)×精神的(+)=感度(-)

超プラスなイメージトレーニング次第、肉体へのアプローチ次第でプラスに変換できる。


肉体的(-)×精神的(-)=感度(+)

性器のみでの快感、マイナスなイメージがあるが自己完結(オナニー等)で満足できる。





そうでない方もいます。


自分の中のSとMをうまく切り替えることが出来る方は、性感マッサージのなかで得られることも多いでしょう。


掛け算、と簡単に表していますが、大抵の方は自分がプラスなのかマイナスなのか分からないと思います。


これも私の中での括りですが、どの位置にいるかによってアプローチが変わります。


性感マッサージが向いているのは、感度がプラスである方。


首筋や頭皮、背中、腰といった全身への刺激に敏感で、相手によって反応を変えることができるようになると最強です。


ここまでくると、誘導次第で勝手に脳イキもしてくれるので性感マッサージは完了となります。


「どうせ嘘に決まってる」と否定する人よりも「この人からは何をされても気持ち良い」と受け入れることができる方は驚くほど成長します。


どこを目的地とするかですが、世間一般の「性感マッサージ」が私のイメージとズレているので、改めて書かせて頂きました。


あくまで私の経験談であり、上記が絶対に当てはまるという訳ではありません。


たとえ感度が低かろうが、それを地道にコツコツ変えていくのが性感マッサージです。


「お手伝い」という範疇になりますが…


僅かでも、悩んでいる方のお力になれたら嬉しいです。



自分の可能性に気付く


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