こんばんは、お疲れ様です。
この記事では、性感開発において誤解されることのひとつをお話しようと思います。
人によって受け取り方感じ方が違うので「私はこう」という内容になります、ご留意下さいますようお願い申し上げます。
❌テクニックのある人は必ずドライオーガズム・中イキさせられる
体は人によって様々なので、傾向が似ていても「必ず」はありません。
では、テクニックさえあればいいのか?
仮にテクニックがあったとして、受け身である本人が完全に受け身のまま何もしなければドライオーガズムも中イキもできません。
何故なら、ドライオーガズム・中イキは本人がイこうと思わない限り、イくためのポイントを探り当てることができないからです。
クリトリスや射精での絶頂の場合は、外的刺激により比較的簡単にイクことができます。
しかし、ドライオーガズムや中イキの場合は外的刺激に加えて、本人がどれくらい興奮していてさらに気持ち良くなりたいと思っているかという内的刺激が強く影響します。
そして気持ち良いポイントを見つけるだけではなく、刺激するタイミングや呼吸の仕方、ぼんやりした快感の波の中で一際高い波を見つけなければなりません。
呼吸というのは、息継ぎです。
集中している時、いつの間にか呼吸が止まっていた経験はありませんか?
しかし激しい運動のなか呼吸をしないわけにはいきません。
ふっ、と息を吸った途端に集中力が切れ、快感の波が途切れることは珍しいことではありません。
全てのタイミングが一致した時、ようやくドライオーガズム・中イキをすることができます。
ただがむしゃらに快感に浸っているように見えて、実はかなりの集中力と体力を必要とするのです。
しかも女性の場合、一人で開発している状態ならまだしも、SEX中に相手のペニスで中イキしなければならない…というのはとてもハードルが高いことなのです。
女性によって膣のポイントも全く違いますし、女性が中イキするために騎乗位になってひたすら腰を動かせば男性の方が先に絶頂することでしょう。
ドライオーガズム・中イキのためにはシチュエーションや相手との関係性も考えなければなりません。
安心できる環境かつ、安心して身を任せられる相手であればよりイキやすくなります。
緊張と弛緩を上手く使い分けることが大切だと以前記事にしましたが、弛緩においてはいつの間にか寝落ちしていたレベルでリラックスしてもらった方が良いです。
方法としては、お風呂で体を温めたり、マッサージをして血行を良くしたり、お話をしてある程度仲良くなるなど様々です。
これは頭で考えてもどうしようもないので、ひとくくりで「相性」といわれます。
「この人と話していると落ち着くなぁ」
声が好き、話し方が好き、テンポが心地よい、あいずちのリズムが絶妙、話を全部聞いてくれる、気持ちを理解してくれる、自然体を受け止めてくれる、気を遣わなくていい、気を張らなくていい。
個人差が大きいですが、人としての相性ですよね。
セックスフレンドにありがちな「性格が悪くてもSEXは上手いんだよなぁ」については、そう思っている時点で「SEXは上手」と相性の良さを自覚しているため離れられなくなったりします。
ハマる人はどっぷりハマる。
性癖の相性が良いと、相手への理解度が高まるためさらに快感を得やすくなります。