狩猟免許を取得してから初の狩りに行ってきました。





午前3時に起床、ベテラン猟師の方と待ち合わせをして日の出に待ち合うように猟場へ移動。





そして山へ入り、なんやかんやあって無事に初狩猟は終わりました。








感想。


死ぬかと思った。


狩猟に関して私も免許を取るまで甘く見ていた部分なのですが、獲物に出会う以前の問題があります。


猟師は獣道を歩きます。


そして獲物に気が付かれないように極力足音を消して移動する必要があります。


それにはルート選びが大切です。


今回は新人の私がいるので、安全な尾根ルートが比較的歩きやすいと思っていたのですが…


今回連れて行ってもらった山は、詳細は言えないのですが、危険な道と言われる条件をほぼコンプリートしていました。


というのも、


傾斜が急で、ガレ場、ザレ場、落ち葉、泥、生えている木が少なくて踏んだり掴んだりすると崩れる細かな岩が沢山あるほぼ崖のようなルートでした。


垂直じゃなくて良かった、レベルかなと。


もちろん全ての場所がそうだったという訳ではなく、緩やかで歩きやすい道もありましたが、大変でした。


落ち葉で滑るし、岩が割れて崩れて足元危ないし、掴める木が生えてないし、急斜面過ぎて重心移動を崩したら即アウト。


木がないから、滑ると止まれないのです。


そのまま滑落して死ぬかと思いました。


死ぬは大袈裟ですね、遭難するかと思いました。


整備されていないので、岩が剥き出しな場所や木の根に足を取られることも。


そんな道を猟銃、山への装備を持ったまま進んでいくわけですよ。


ベテラン猟師の方は12kgの装備です。



スゲェ( ᐛ )



私は2.3回は滑りました。


ロープを使ってよじ登りましたが、腕で体を引っ張り上げたり全身で斜面に張り付いたりしたので、上半身がめちゃくちゃ筋肉痛です。


山へは鹿と猪狙いで入りましたが、あまりにも足元が悪く滑りまくり音を立ててしまったので、逃げられてしまいました。


残念。


その後川も案内して頂きました。







こうして初狩猟が終わり記事にして、改めて思ったことがあります。



あれ、新人を連れて行って大丈夫なルートだったの?



山を降りてから、


「このルートを経験したら他のルートが生温く感じるようになるよ」


と言われました。



スパルタ!!