※こちらの記事は個人的な経験に基づくものであり、不特定多数の方に対する誹謗中傷の意図はありません




業界の闇…


とまでは言いませんが、女優さんが自分自身をプロデュースして自分の力で稼げるようになると困る人達がいます。


そう、利益の何割かを貰っている方々です。


なぜ困るのか。


お金が入ってこなくなるからです。


 


具体的な数字の明記は避けますが、出演する女優さんに入ってくるお金は「良くて半分」、悪くて最低保証の3割。


こんなことを言うと嫌われるかもしれませんが、総ギャラから計算して3割しか女優さんに渡さない事務所は終わってます。


それでも、良くて半分です。

(6割のところもある…かな?)


ですが、それは完全に事務所が悪いのではなく、業界構造そのものに問題があるんですよね。 




 


業界で安全にお仕事をするためとはいえ、固定費に取られる額が大きすぎるというか。


 

 


その結果、同人AVに流れてしまうんですよ。


適正AVではない同人AVが悪いことをしていると一部で言われていますが、それは間違いです。


同人の全てが悪いのではない。


ハメ撮りおじさんがいるのは確かに同人界隈ですが、同人の中には「フェチ」と呼ばれる絡みがない現場もあるのです。


見る人が見れば「それってAVなの?」と疑問に思うようなものまであります。


それは適正AVではありえないソフトさ(それでもフェチにとっては涎ものだったり)のものだったり、なんなら脱ぎすらもなかったりします。


ただ、やはりそうなるとギャラは下がります。


適正AVのようにメーカーとして作品を出しているなら別ですが、会社ではなく個人として出している作品なので、ギャラ単価でいうと低いです。


ですが、フェチ系の同人AVは技術やフェチを追求する代わりに肉体的な負担が少ないと言えるでしょう。


きちんとしている撮影者の方であれば、なんの問題もなく撮影は終わります。


女優さんによっては、多少ギャラは下がるものの脱ぎなし身体的負担が少ない方が良いという方もいます。


そうなると困るのは?


事務所なんですね。


SEXの挿入があるかないかで女優さんのギャラは変わりますから、もちろんある方が貰える額も大きくなるので事務所としてはありがたい。


今はもう潰れてしまった事務所ですが、過去に「この仕事は内容の割に実入りが少ないから止めた方がいい」とマネージャーに言われたことがあります。


あとVシネマ、ピンク映画は渋い顔をされました。


モデルを心配しての言葉かもしれませんが、単価が低いからというのもひとつの理由でしょう。


会社の利益になりませんから。


それにしてもInstagram、Twitter、TikTokといったSNSでも女優さんを縛りたがる会社が多いこと…


仮に女優さんが自ら手に入れた仕事でも事務所を通さないといけないので、マネージメント料としていくらか持っていかれるんですよ(大したことしてなくても引かれる)


マネジメント料に半分とか、取りすぎじゃない?


ここで私が思うところがありまして。



お小遣い稼ぎ程度なら認めてあげても良くない?と。



ただでさえコロナで仕事が減って、新法で仕事が消えて暇になった女優さんもいる中、仕事を振れない飼い殺しの状態ってすごく無駄だと思うんです。


仕事あげられないなら、せめて個人が取ってきた仕事からマネジメント料を引かずにそのまま綺麗に渡した方が気持ちよくない?


…まぁ、それをすると会社としての利益だったり抜け道を作ろうとする人がいたり、管理しきれなくなるから厳しいのかもしれませんが。


業界を変えてやる!と大それたことを言うつもりはありません。


ですが業界を応援したい気持ちはあるのです。


お金で直接応援出来ない代わりに、信頼できる同人監督さんや企業の方からの案件を細々と知り合いの女優さんにお願いしています。


もちろん強要はなしですよ!


表立って募集出来ないフェチのお仕事もありますし…


「女性であること」が搾取というなら、風俗だって「男性であること」を理由に金銭的に搾取されているようなものだと思いますね。



この記事が消されたら既得権益の関係でヤバいことが書かれていると思っていいかもしれないです。


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