私が小学生の頃にクラスで映画鑑賞の時間があり、ある時「ジュラシックパーク」が流れました。


小学生なので内容はあまり分かっていなかったのですが、本当にそこにいるかのように作られ動いている恐竜を見て、子供ながらに感動したのを覚えています。


恐竜はロマンですね。


1993年 ジュラシック•パーク

1997年 ロスト•ワールド

2001年 ジュラシック•パークⅢ

2015年 ジュラシック•ワールド

2018年 ジュラシック•ワールド炎の王国

2022年 ジュラシック•ワールド新たなる支配者←イマココ


シリーズの作品は全て好きですが、1993年のジュラシック•パークは一番好きです。


何度も繰り返し観ました。


他のパニック映画…鮫、熊、蛇、などの作品も観ましたが、やはりジュラシック•パークに戻ってきてしまいます。

(パニック系の映画大好き)


恐竜映画としてのクオリティの高さ、ストーリーの良さでこれを超えるものはもう出ないのでは?とすら思えます。



はい、新作の感想いきます。





ジュラシック•ワールド〜新たなる支配者を観ました。


朝9時15分の上映でしたが、このご時世なのにかなり人がいました。


7月29日公開ですし、そりゃあいるよね。


ネットで予約していなかったらチケットが取れなかったと思います。


これから観る方もいらっしゃると思うので、ネタバレしない程度に感想を書きますね。





まず…


吹き替え版が色々楽しめて超お得。


というのも、吹き替えの声優陣が滅茶苦茶豪華なんですよ。


大塚芳忠さん(マルコム博士)、井上喜久子さん(サトラー博士)、管生隆之さん(グラント博士)、近藤浩徳さん(ヘンリー•ウー博士)他、井上和彦さん、日野聡さん、石川由依さん、安元洋貴さん、高山みなみさん、早見沙織さん…



あと、なんといっても玉木宏さん(オーウェン)と木村佳乃さん(クレア)の声が良い。



「プロの声優さんじゃなきゃ嫌だ!」という方は吹き替えではなく字幕にしたほうが良いです。


人によって「棒読み」「俳優と声優は違う」という評価もありますが、字幕で文字を追うよりも吹き替えて映像と音声を同時に感じたい派の私は特に気にならず(むしろキャラクターとしてはぴったり?)、良い声のお二方のおかげで耳が幸せな気持ちになりました。


でもやはり大塚芳忠さんが良き。


悪役に定評のある大塚芳忠さんの声が滅茶苦茶好きなので、今回の作品はイケオジ大集合、幼体のラプトル、古代恐竜のロマン、と好きが詰まっていて最高でした。


ストーリーを難しく考えなくてもいいという部分もポイントは高いです。


そこは全作品共通ですね。


善と悪の対比が分かりやすい。


少し贅沢を言うなら、前編後編と掘り下げても良かったのかな…と。


というのも、今までのキャラクターがぞろぞろ出てくるうえに新しいキャラクターも登場するので進行具合が駆け足な気がしました。


あと悪役が意外と潔い。


他のキャラクターが濃いので、どうしても今作品で初めて出てくる悪役の印象が薄いというか、とってつけたような感じになっているのかなと。


人間同士の戦いではないのでそこは深く考えるべきではないのでしょう。


もしかすると、人間の過ち部分の表現はは過去作で十分だったのかもしれません。


個人的に悪役は下衆な人間でいて欲しいという願望でした。


最初から最後まで走っていて最後にようやく速度を緩めて、余裕を持ってのゴール…のような。


「炎の王国で」はラストに不穏な空気が漂っていましたが、「新たなる支配者」では伏線を回収しつつ、少し夢のあるハッピーエンドとなりました。


CMではこれが最後!と言っていましたが、もしや?まさか?次があるのでは?と期待してしまうラスト。


しかし人間にとっても恐竜にとっても「共存できるのか?」という問いは永遠の課題ですね。



初見と二度目ではまた違った発見があると思うので、また映画館で観たいと思います。



BOXで揃えたくなる