日本人は繊細な人が多い…気がします。
人の感情に敏感で、周囲に気を配って、たまに自分が犠牲になってまで人に貢献しようとする、そんなイメージがあります。
悪いことではなく、それはむしろ良いことなのですが、繊細な人は他人に優しくするくせに自分自身に対しては無茶苦茶厳しかったりするんですよね。
そういう優しい方は、集団生活のなかにいると、どうしても周りが気になって自分のことが疎かになってしまいがちです。
我慢強いと聞くと一見ポジティブですが、逆に言えば「痛みに耐性がある」とも取れます。
「まだ我慢できる」
というのは結構無理をしている証拠だと思うのです。
痛みの種類は違いますが、例えば歯医者で「キーーーーン、チュイーーーーン」という音を聞きながら激痛に耐えるのは「治療のため」ですよね。
ですが、心の痛みは可視化出来ません。
そのうえ、人の痛みには敏感なくせに、自分の痛みに対しては鈍感という方も多いです。
だから急に「意識が遠くなる」「呼吸がしづらくなる」「ふらふらする」「吐き気がする」「頭痛がする」といった体調不良となって表面に出てきます。
その時点で休め、という話ですが、無理してしまうんですよね。
激痛に耐えたとして、その先には何があるのでしょうか?
心は壊れたら治るのにとても時間がかかります。
もしかしたら、治らない可能性もあります。
もしも、「もしかしたら今自分は無理をしているのかな?」とふと考えてしまうような出来事や場面に遭遇した時は、その場所から静かに離れて、一人になって休んでみましょう。
一人の時間を作りがちなHSP。『人が嫌いだから孤立する』わけじゃ無く、『心を落ち着かせて、心から楽しめる状態に整える時間』を作ってる。日常が緊張状態での生活、疲れきって、家に帰ったらバタンキュー。家族でも恋人でも、"一人になって元気になる時間と場所"が必要なんだ。
— けんと|繊細おにいさん (@kent_hsp) 2022年7月12日
無理してもいいことはありません。