女性の体の性感帯って、乳首やクリ、膣だけだと思っている人が意外と多いです。






当たらずといえども遠からず





かなぁ、と私は思います。



何故なら性感帯は開発が出来るから。



快感を処理しているのは脳みそなんですよね。


といっても最初から敏感に感じ取れる方もいれば、何年もかけて感じる体にしていく方もいます。


快楽を感じる部分、想像力を養うので、個人差がとても大きい。


しかも潜在的に「性に対する苦手意識」がある場合、劇的に体が変化するという訳ではないので、開発は長期に渡ります。


例えばSEXで痛い、気持ち悪い、怖い思いをしたとか、親の不倫、恋人や配偶者の浮気を経験したせいで性的なことに対し軽蔑意識を抱いてしまうとか、性犯罪に巻き込まれたせいでそもそも異性に恐怖心を抱いてしまうとか。


恋人に「イカないのって変」「おかしい」「病気なんじゃないの」と心無い言葉を言われたり…


そういった方は、体の開発をするよりも先に「心を癒す」必要があります。


時間の経過で徐々に傷が癒える場合もありますが、PTSDとして癒えることのない心の傷になる場合もあります。


つまり、本人の体に問題がある訳ではないのです。


痛みや恐怖心を和らげる方法のひとつとして、ローションを使ったりもしますよね。


体がどう、というものではないのです。


具体的に何をすればいいのかというと、「話を聞く」「共感する」「寄り添う」ことなんですね。


「なんだ、それだけ?簡単じゃん!」と思う方もいるでしょうが、これが難しいのですよ。



誰かの話を聞いたり問いかけをされると、何かアドバイスをしてあげたくなるのが人間なのです。


誰が悪い、悪くないのではありません。


ただ、その人に必要なのはアドバイスではなく「話を受け入れて相槌を打ち寄り添ってくれる人」なんですよ。


身近にそういう相談ができる方がいればよいのですが、性的な話はなかなかしにくいのが今の社会です。


世間体がね…ってやつ。


私は性感マッサージの前に行うオイルマッサージで本音を話しやすい雰囲気を作るようにしていますが、初対面の場合は最初の説明の時間を長く取ることもあります。


「性感帯開発」というとまずエロいことを考えるのですが、そればかりではありませんよと。


自分の体を開発したい!開発してあげたい相手がいる!という方は、まず何故そう思ったのか、現状はどうなのか、冷静に分析から始めてみるのもアリです。




↓私が仕事で使っているローションです。


↓そういえばホワイトデーが近いですね。
なんとなくの志摩ことりセレクトです。