「照明くらいでそんな劇的に変わるわけない」


と思う方…


ありがちな反応ですが、私も昔はそう思っていました。


色んなお仕事を通していく中で、光の当て方によって印象が変わることにも気が付きました。


ホラーものの作品で、あえて肌を荒く映すのも技術の一つだと思っています。



綺麗にもなるし汚くもできる。


もちろん女性はいつも綺麗に美しくいたいものですが、私は作品によって役によって情けない演技や汚い演技もしないといけないので…


精神異常者、殺人鬼、洗脳された人、発狂する人、馬鹿な人、気持ち悪い人、暴行を受けた人、死にかけの人、死体…


むしろ綺麗なままだと不自然。




幽霊役の時の写真です。


こちらはVシネマ撮影の時ですが、とにかく可哀想な女性の役でした。


親を殺され、弟と二人で貧乏生活、ヤクザに囲われ、危険な取引現場を目撃したばかりに殺されて、殺された後も成仏できずに怨霊化し、未練を思い出せずに現世を彷徨う…


確か入り方はこんな感じでした。


撮影期間、死ぬか殺されるかの幸薄そうな女性を演じるのは疲れましたね。


本来は割とパワフルなもので…


青いライトを用いると血色が悪く見える、赤いライトだと異常な雰囲気が伝わる、など色によっても効果があって面白いです。


ちなみに!

業者さんが使う高価なものでなくても、比較的安価で売っています。



リモートワークやチャット系のお仕事で大活躍します。


現場では朝日や日没、車のライトのような使い方もしているので、ひとつあるとかなり便利です。


直接体に当てると陰影がくっきり出てしまうので、二つのライトを部屋の天井や壁に当てて間接的に照らすと良い感じに雰囲気が出ます。



そして奇跡の一枚を狙う。


撮影、調整、撮影、調整の繰り返しで良いものを出すので、設備や環境を整えてより良くしたいと思うのは仕方がないですよね。


私も化粧、頑張らないと!!