おはようございますニコニコ


昨日の配信ではありがとうございました!

 

 


なかなか本題の特撮のことに入らなくて「ん?」と焦った方もいらっしゃると思います。


後半にがっつりお話をしてきたので、そこらへん含めて簡単にまとめます。






①衣装について

GIGAさんのコスチュームはほぼオーダーメイドです。


出演する女優さんを採寸して、それに合わせて衣装担当の方が作っています。


コスプレにありがちな安っぽさ皆無なところがGIGAさんのすごいところ。


素材もしっかりしていて、パーツの光沢や大きさなどもキャラクターに合わせて作られ、完成したコスチュームは撮影前に試着して微調整もするという徹底ぶり。


一言でいうならヤバい。


二の腕、お尻までぴったり。


本人以外が着ると少し破損しやすい部分もありますが、滅多に他の人のコスチュームは着ないです。


私の場合は、一度着たことのあるコスチュームは昔のサイズのまま撮影にのぞみます。


なので体型含め管理を徹底しないといけません。


ちなみに怪人の衣装はスタジオや事務所にゴロゴロ置いてあるので、怪人マニアの方には堪らないのではないでしょうか。




②悪役の作り方

女帝ディアーヌ、スパルタ女教師、魔女デルゲラなどなどSっけの強い濃い悪の女幹部たち。


最初はアクションが思うようにできなかったので、上から指示を出す頭脳タイプの悪役でした。


魔力の高さを活かして部下を召喚して戦わせる、正義のヒーローたちを洗脳してヒロインと戦わせる、新しい怪人を作り出して戦わせる。


でも部下に任せていられるほどの余裕もなくて、結局自分が前線に出て倒されることもしばしば。


台本を読み全体的な流れを掴んでから、悪役を想像してキャラクターを作ります。


例えば女帝ディアーヌなら絶対的強者、スパルタ女教師なら生徒を痛め付けることが生き甲斐なだけのサディスト、用心深いけどうっかりやらかす魔女デルゲラ、といった感じ。


相手を凌辱したり拷問する場面の言葉選びも考えて発言しています。


「良いざまね、敵に捕まったうえに裸に剥かれて拷問されるだなんて…どう?今の気分は」

「貴女が軽蔑していたSEX…気持ち良いでしょう?理性も何もかもどろどろに溶けて快楽に溺れるのは最高よね、貴女はどこまで耐えられるか見ものだわ」


「お前を殺せばあの方に抱いてもらえる…だがお前の悲鳴はとても心地良い。さぁ泣き叫べ!たっぷり痛ぶってから殺してやる!!」


悪役のキャラクターに合わせて声色も若干変えるようにしています、ねちっこさとか憎悪がちらちら見えていたりとか。


私は魔女デルゲラが個人的にめちゃめちゃ好きです。


際どいコスチュームの癖にエロいことはほぼしない、ボスに抱いてくれと懇願してもスルーされる、ボスは敵の戦力に夢中、勝利を確信してからの油断により逆転負け。


魔女デルゲラって可哀想なくらい健気なんですよ。



③悪のサイドストーリー


正義のヒーローって格好いいですよね。


でもやられる悪側にもちゃんとしたストーリーがあるんだよ、ということを私は知ってもらいたい。


何故なら監督が台本にないことを現場で盛り込むから。


台本はあくまで台本であり、一言一句そのまま使用することはありません。


なんならラストがガラッと変わることもあります。


「ここまでか…くそっ、俺だってあんなことがなければ今ここにはいないのに!!」


「懐かしいわ、私にもそう思っていた頃があった…」


「貴女もこちら側に堕ちなさい、今死にたくないでしょう?」


悪役たちの台詞です。


思わせぶりじゃないですか?


過去に何かありましたよって言ってます。


実は自分達も正義側で闇堕ちしてしまった、というのが悪のサイドストーリー。


ヒーローたちが悪に屈した未来の姿。


そう考えると悪役にも興味が出てきますよね。







  まとめ


語りたいことはまだまだありますが、一旦区切ります。


配信は120分、そして30分延長することになりましたが全然足りませんでした。


悪役だけではなく正義のヒロイン側の視点も話していたので、覚えている限りブログの方にも書きます。



デルゲラ様の写真集出ないかなぁ…



こう、ちょっと前にあった「貞子の日常」的な。