童顔少女×軍人男性。


の純愛漫画です。


時は大正、良家の娘、姫子とその許婚の土屋文治。


家同士が決めた婚約者ながらも姫子は嫁入りのため健気に花嫁修行をしつつ、文治に恋焦がれる毎日。


ちなみに姫子は12歳。


文治の年齢は作中ではあまり触れられていませんが、帝国陸軍の階級的に20から30手前といったところでしょうか…


年齢差、燃える…!!


私にしては珍しいことにエロはありませんが、この少女ならではの大人の男性にドキドキする描写が毎回きゅんきゅんします。





あ、ギュンギュンの間違いです。


一見絵柄というか線が太くて好みとしては少し違うのですが、読んでいるうちにその太さが時代背景というか力強さを表現しているような気がしてもうとにかくたまらない。


しかもこの文治、軍人とはいえ超絶紳士で女性の扱いが最高に上手い。


許婚の家人に対しての心配りや緊急時の対応、姫子への精神的なフォローも完璧。


この不健康そうな顔もイイ。


誰に対しても丁寧な姿勢で、ありがちな男尊女卑はなく…


こんなに目の下に隈を作っているのにガチムチですからね?


少女漫画系の絵は大体男性はすらっとしているタイプのイケメンが多いのですが、この肉体美の生々しい感じが非常にエロくてたまらん…


…あ、エロあった。

お風呂のシーン。


あとお手伝いの女性が姫子を大切に想う描写が切なくて良いですね。


「小さい頃から見てきた姫子」が文治と接するうちに大人の男性に興味を持ち、大人の世界を勉強したいという自我の芽生え。


お家同士の決め事だもんね…


でも読者の私は「いいぞもっとやれ!!」な気分です。


この身長差!

この年齢差!

歳下の童顔少女!


自分のために家事を覚えようと頑張ってくれて、「一緒にいるだけで幸せ」ってめっちゃ幸せそうに笑ってくれるとか最高すぎませんか。

私が和物が好きなので、この時代背景と組み合わせはけしからんです。


軍服×幼女×敬語×歳上男性。


というか文治さん、私も貰ってくれませんかね。


私、基本Sっけの方が強い自覚はあるのですが、超絶好みの敬語恥辱系の優しいSの方には虐められたい願望が爆発するのですよ。



はぁ…


二次元飛び出してくれないかな……