とりあえずこれだけは知っていて損はありません!!という話をします。




知っているのと知らないでは大違い?


リンパマッサージのやり方を人に伝える際、意外と「どれくらいの力加減でやれば良いですか?」と質問されることが多いです。


美容、健康に良いマッサージというと、整体や痩身…セルライト潰しといった、力を入れる痛いタイプのマッサージを想像される方がいらっしゃいます。





リンパとは?


身体中に張り巡らされたリンパ管、その中継地点となるリンパ節、管の中を流れるリンパ液の総称です。

リンパ液とは体液の一種で、老廃物を排泄したり細菌を排除する役割を担っています。




流れが滞るってなに?


心臓というポンプ機能がついている血管とは違い、リンパ管にはそういったものがありません。


リンパ液は筋肉の動きなどによって押し流されるように、ゆっくりと不規則に動いています。


そのため、運動不足や筋力の低下などにより流れが滞りやすいと言われています。

(寝不足、ホルモンバランスの乱れ、疲労、冷え、心肺機能の低下、締め付けのある衣服も滞る原因です)




なんで優しくしないといけないの?


マッサージは力を入れた方が効果がある、よかれと思ってやっている方はご注意を。


リンパ管は私たちの皮膚のすぐ下に、目に見えない大きさのものまでびっしりと張り巡らされているからです。


撫でるくらいの力がベストです。


逆に強く刺激してしまうと、リンパ管を潰してリンパ液の流れを阻害してしまいます。


加減を間違えると、強い圧力をかけることで皮膚が伸ばされ、たるみやしわの原因にもなってしまいます。


怖いですね。



オイルやクリームを使って肌への負担を軽減


マッサージの際は、皮膚の摩擦に注意しましょう。


肌の滑りが悪い状態でマッサージを行うと、皮膚に余計な負担がかかり、たるみ、シワ、シミを引き起こすことがあります。


特に顔!!


せっかくのマッサージ、それが老け顔を作る原因になるなんて恐怖でしかありません。


リンパマッサージをする際には、保湿にもなるので、必ずオイルやマッサージ用のクリームを使うようにしましょう。