割と直近のお話です。
ベテランの男優さんでお互いに面識もなく撮影の打ち合わせもさらっとして「はい本番!!」という流れでした。
素人設定の作品なので、私の方から情報を漏らすことが出来ないのが残念です…
もちろんその男優さんのお名前も出せません。
設定が設定なので自己紹介らしいものもほとんどせずに性病検査表を確認後、撮影に入ります。
抱かれる、といってもその内容は私が男性を襲うというものでしたが、なんというか、手つきが違います。
自分からガツガツいくタイプの人妻設定。
台本に台詞がない場合は全てアドリブになるのですが、頭にしっかりキャラクターが入っている時は台詞や体位などの流れがするする出てきます。
ストーリーの進行上は戸惑う男性に構わず私からどんどん触っていくのです。
が、ベテラン男優さんのここがすごいところ。
流れが自然で、カメラが止まらない。
撮影の関係上とても狭いお部屋だったのですが、私が押し倒したり、押し倒されたり、バックになったり、乗られたりとまぁそれなりに動きがあったのです。
カメラさんは結構大変だったのでは…と思ったのですが、ずっと回しっぱなしだったので問題ないということで。
途中でストップが入ると、集中力が途切れることがあるので非常にありがたいです。
男優さんが上手いことリードして下さったおかげで時間も巻いて終了。
あと、何をするにもされるにも痛くない。
痛みといってもそこまでではないですよ?
体位を変える時、腕、腰、脚、頭を掴まれたり支えられたりすることがあるのですが、この撮影でもありました。
全く痛くない。
SMの撮影は痛みがあって当然なのですが、通常の撮影では多少なりともあるものがない。
すごい、と感じました。
カメラさん、女優、そしてカメラワーク的な意味での気遣いも完璧だと…
というか、普通に絡みの時点で世界観に入り込んでいるので何をされても気持ち良い私がいるんですよね。
カメラがないところではどんな風にセックスするのかな?
と気になってしまいました。
気持ち良いお仕事をさせて頂いて、とても楽しかったです。
良い思い出になりました。
まぁ、その男優さんとは撮影以外一切お話はしなかったというオチです。