性感開発において、「もともと体が敏感で、より快感を深めてみたい」という方の例を挙げます。


実際に私が開発を進めている方です。


M気質というかがっつりMな方で、まず筋肉をほぐすマッサージの段階で気持ち良さそうな声を漏らしていました。


最初のアロマオイルでのマッサージの時にうとうとする方が多いです、この方もお疲れなのかふにゃふにゃされていました。


肌は吹き出物もなく綺麗で、ふくらはぎや背中を触っている感じぷちぷちした感覚もほぼないので、普段から水分は適度に摂っているのだと思いました。


「むくれるから水分はあんまり摂らない」よりは摂った方が良いです、あとは上手いこと体から排出すれば良いので。


背中の引き締まった筋肉が少し硬いくらいでしたが、肩甲骨はくっきり浮かんでいました。


全体的にあまり凝っていない印象でしたが、人の手で揉まれると気持ち良いのか手のひらのマッサージもなかなか良い反応でした。


私は人にマッサージ、開発をする際はその日の体調を気にしつつ、ヒアリングで入手した情報を開発内容に組み込むようにしています。


なので、一番初めのほぐし、流しのマッサージ以外はそれぞれ皆さん違います。



性感に入り、焦らしを重視しつつ、あらかじめ聞いていた部分を触ります。


こちらの方は、ドライオーガズムに挑戦したいということでお尻の開発でした。


普段は専用の玩具を使用しているとのこと。


この時点で既に開発されているので、あとほんの少しですね。


残念ながら私が持参したのは違う道具でしたが、ぽこぽこぽこ、と徐々に大きくなっていくパールを難なく飲み込む光景は圧巻でした。



「Mに特化した体だと思いますよ」


とつい言ってしまいましたが、本音です。


開発を進めていけば、ゆくゆくは乳首、もっと感度を上げたら首筋や腰、背中だけでイクのではないかと思います。





元から敏感な体を持っている方、相当恵まれていると思います。



「くすぐったい」を「性的な意味で気持ち良い」に変換するのは結局のところ「脳」です。



「じゃあ不感症の人は脳に異常があるの?」と聞かれることもありますが、異常というよりも「過去の経験による刷り込み」が体に染み付いていると言った方が良いかもしれません。



もちろん、お医者様の診断で「脳に異常があるから」と判断される方もいらっしゃると思いますが、私はどちらかというと精神的なものだと思っています。



心、体、脳の結びつきは複雑怪奇です。



極端な話、Mになりきれば大抵のことは平気になるというのも自分の脳を騙していることになりますから。




まとめ


私の場合はですが、前向きに「変わりたい」と望んでいる方の手助けができれば良いなぁと日々勉強しています。