一時期はコロナで撮影自体危ぶまれましたが、3月に無事撮影し、完成までこぎつけることができました。

そして、先週16日より上野にあるオークラ映画館にて上映開始となりました。

あ、私も少し出てます。

ん?少し…?

いや結構出てますね。

役に馴染みすぎて試写会で観たときは違和感がありませんでした。

そんなオークラ映画の裏話をちょこっとお話しします。



上野オークラ劇場

上野にある日本一のピンク映画館、オークラ劇場。


マスコットキャラクターはきみと歩美さんです。


上野JR不忍口改札から歩いて5分くらいの場所にあります。


意外と近いです。


そしてご存知の方にとっては裏話ではないかもしれませんが…



↓成宮いろはさん 

 

↓松緯理湖さん

 

出演者の方が割と出入りしています。


といってもプライベートで来ているはずなので、もし憧れの女優さん、俳優さんを見かけても声をかけるのは止めておきましょう。


上映中に周囲をうろうろするのもあかんです。


私も上映期間中にオークラさんに行きたかった。


え?何故って?



↓ここ


エロギャグ要員として出演させて頂きました。


「な、なんだってーーー!?」


という感じのこの表情。


何故この写真なのでしょうか。


でも仕事で行けないというジレンマ…

悔しい…


試写会で観てはいるのですが、一度は劇場で観たかったなぁと…




撮影期間は大体3日間

鬼スケジュールです。


おそらく予算の関係だと思いますが、皆さんを拘束する期間は大体3日間です。


登場回数にもよりますが、人によっては1日で撮影が終わることもあります。


香盤表という撮影日の予定が記載されている表があります。


  • 何時にどこに集合するのか
  • スタジオはどこなのか
  • このシーンはいつ撮るのか
  • 休憩はどこに挟むのか
  • このシーンに出演する役者さんは誰なのか
  • このシーンに使う小道具は何か


などが書かれています。

ピンク映画に限った話ではありませんが、予定通りに進まないことの方が多いです。


外のシーンは時間帯や天候に左右されやすく、通行人が映っていい場面とよくない場面もあります。


選挙期間中は特に音にも気をつけないといけません。


マイクはとても繊細な機材です。


撮影に使われるマイクは高性能なので外の音もがっつり拾います。


となると…


撮影自体が止まってしまうのです。


刻々とせまるタイムリミット。

3日間はあっという間です。




真冬と真夏は大変

音に気をつける、という点です。

マイクは機械の動作音も拾います。


つまり扇風機やクーラー、エアコンといった室温調節機器が使えません。


そして役者、監督、その他スタッフの皆さんが一同に集まると…


真冬は極寒、真夏は地獄。


換気扇も止めないといけないので空気が溜まること溜まること。


休憩の度に空気入れ替えをするのですが、古い建物の場合は換気設備がうまく回らないこともあるので手動だったりします。


人力でぱたぱたしてます。



まとめ


カメラが曇らないようにシャワーシーンに浴びるのは水とか、ありましたよ。