特撮の現場は普通の映像、ましてやAVの撮影とは全く違います。

私が現場で見て、感じたことを少々書かせて頂きます。



派手なアクションシーン

特撮ときくと想像するのは、アクションシーンですよね。


悪と戦う正義のヒーロー達、ショッカーや中ボスとの戦い、市民を守るヒーローの姿は見ているとぐっとくるものがあると思います。


子供心に「格好いい!!」と目をキラキラさせたり、巨大な悪に立ち向かう姿に元気を貰えるという大人の方もいらっしゃるのではないでしょうか?



 アクション専門の俳優さんがいる

専門の方を呼ぶとなると、それ相当のお金がかかります。


これは私の日舞の先生から聞いたお話ですが、昔はドラマや映画、小さな現場でも専門家を呼んでの撮影だったそうです。


しかし、近年は予算削減のためか専門家を呼んでの撮影も減り、着物の場合は生地や着方、合わせ方が間違っていたりと本業の人から見たら失笑ものだそうで。


「どうせ分からないだろう」


という気持ちで撮ったものに、消費者の方は本当に満足してくれるかしらと少し疑問に思っています。


今はそういう現場はなかなかないと思います。




自社で手作りの衣装

私が着用している衣装、私が作ったものではありませんが、凄いと思いません?



とにかく頑丈なんです。


結構胸がばっつんばっつんになるのですが、衣装合わせの段階で細かく調整してもらえるので、ベストサイズになるのです。


既製品だと胸のボタンが弾けたりします。




演技<台詞

疎かにしているわけではありません。


優先順位が高いのが台詞というだけで、もちろん演技も必要です。


ですが、環境に左右されること、内容の変更が割と良くあるのでそれを説明するには台詞として出した方が伝わりやすいのです。


サスペンス的な作品ではないので、分かりやすさ重視なのかもしれませんね。


でもね、


内容の変更があるとせっかく覚えてきた台本の意味がなくなって、都度口頭で言われて覚えないといけないのは、暗記型にとっては辛かったりします。




まとめ


たった今撮影が終わりました…