自称ドSの勘違い野郎
男性の自宅に行った時のこと。
「いらっしゃい〜」と穏やかな感じで出迎え、そして割と綺麗な部屋に通されました。
男性は40代後半くらいで、身長は160センチほどとそれほど高くなく、ちょっと垂れ目気味の優しそうな印象の方。
優しそうな人でよかった、とホッとしたのですが、今思えばこの時にガードを緩めたのがいけませんでした。
自己紹介やお風呂が終わり、さぁプレイしようぜ!と思った矢先のこと。
「ねぇ、目隠ししてもらっていい?」
と黒いアイマスクを渡されました。
体に触れるものは基本持参するのですが、何も言われていなかったので自分のアイマスクは持ってきておらず、印象が良かったのもあって素直に着けました。
「僕Sだからさ、女の子が目隠ししているところを見ると興奮するんだよね」
私は何も見えていないので男性の様子は分からないのですが、何やらガチャガチャという金属音が聞こえました。
次の瞬間、ガチャ、と手首に金属が当たる音がして、ぐいっと体が上に引っ張られていました。
手錠を嵌められていました。
私は布団に座った状態で、腕だけ上に持ち上げられた形で拘束されました。
「拘束するのも好きでね」
部屋に入った時、天井あたりに吊り下げ式の物干し竿があったのですが、そこにロープを通して私を拘束している手錠を引き上げたと思われます。
えっ、なんですかこれ?と私が聞いても、男性はまぁまぁ、と流すだけで答えてくれません。
男性はがさがさと何かを探しているようで、その間私は放置でした。笑
「ちょっと抵抗してみてよ」
何をするのかと思えば、男性はウィンウィンと音のするものを私の耳元に近づけ、はぁはぁと息を荒くしています。
ちょっと意味がわかりませんでした。
「抵抗しないの?」
そう言われても、何でこうなった、何をどうすれば、と頭の中で考えていたので、抵抗もなかったんですよね。
思ったような反応ではないことがつまらなかったのか、男性は私の足を開かせその機械を股間に押し当てました。
「えっ、やだ何するの?」
ようやく私が声を出すと、ノッてきたと思ったのか男性がぐいぐいと私の体を揺らします。
「今から拘束されている君の体をいじめるよ」
はぁはぁと荒い息遣いで私の耳に口を近づけたものですから、生ぬるい風が頬に当たります。
そういうプレイなのかと思ってしばらくもちゃもちゃと体を触られていましたが、しばらくして、男性が私の下着を脱がし始めました。
そして、先程の音のする玩具を躊躇いなく私の膣に押し入れました。
ローションも何もなしで。
押し入れた玩具が奥まで到達したことを確認すると、男性はあろうことかそれをぐちゃぐちゃと激しく動かし始めました。
これが痛いこと。
「やだ、いたい、やめて」と言ってもプレイの一環だと思っているのか男性の手は止まりません。
むしろテンションが上がっているのかどんどん激しくなるばかりで電マまで登場する始末。
ぶちっ、と私の脳内で何かがキレました。
「やめてって言いましたよ?」
火事場の馬鹿力といいますか、私は手錠からガッと手を無理矢理引き抜いて玩具を使う男性の腕を掴みました。
ここからは私の温厚なキャラクターをぶち壊す展開になるので省きます。
身勝手なSはSにあらず
相手が嫌だと言っているのにプレイを続けるのはSではありません。
ただの自己中野郎です。
- 嫌がる子を無理矢理
- 抵抗しても抑えつける
- 相手の様子を見ない
まとめ
正直、このプレイを新人の女の子にされていたらトラウマになるレベルだったと思います。
だって本人、何が悪いのか最後まで分かってない様子だったもの…