「性感マッサージって、あのエロいやつ?」
と聞かれます。

それA◯の話でしょ!!

と答えるのが私です。


どうも世間様でのイメージはすっかりA◯仕様で定着しているようで…
まぁアレはアレで楽しんでもらえればよいのですが、実際にイメージそのままのお店があったら大変です。

施術した女性全員があんなびしょびしょになっていたら、もう「神の手」としか言えませんよ……



感度を高めるための施術ですが、何もいきなり性感帯を触ったりはしません。

だっていきなり触られるのはびっくりするじゃないですか。

私の場合、最初に触るのは「お互いの手」です。
「私の手は安全ですよ」という意思表示でもありますが、爪の長さや傷がないか、ささくれ立っていないかどうかを触って確認してもらうことで、安心してもらいたいという気持ちが強いです。

あと、女性といえど他人に触れられるのは緊張する、という方への合図というか。

「これから触っていきますよー」と意識させるのが目的だったりします。




「イク」という行為は最初は難しく、人によっては苦しいと感じることもあります。

なぜかと言うと、「イキたくてもイケない」状態であるからです。

今まで私は
お尻の穴をきゅっ、と絞るイメージや、おしっこを途中で止めるイメージ、とお伝えしましたが、これは「イクための感覚を鍛えるトレーニング」です。

  • イキたくてもイケない状態
  • あと少しなのにイキ方が分からない

という時、中でイキたい、という方の場合、私は玩具を使うようにしています。
ちなみに男性にも使います。

乱暴に扱うつもりはありませんが、痛覚は人によって様々なので、なるべくならリスクの低い方を選びます。


骨盤臓器脱(性器脱)と呼ばれる病気があります。これは加齢や出産により、骨盤の底を支える筋肉や靱帯が緩むことが原因といわれ、薬では治せません。

膣内に指を入れることによって誘発するというわけではありません。
しかし、臓器は臓器なので、丁寧に慎重に施術をしたいのです。


講師を務めているお店で、受講生のテストとして私がマッサージを受ける側になった時、「リラックスして下さいね」と言われます。

この時、私は「?」と思うのです。




「リラックスって、言われてするものじゃなくない?」



私がアロマオイルを使ったリンパマッサージをしていると、大半の人は寝ます。

これがリラックスです。


嬉しい反面、それだけ疲れている人が多いということでもあります。


ハードルを上げるわけではありませんが……






その状態から入る性感マッサージはかなり敏感になりますので、受ける方は注意です。

くすぐったがりの人も、心して下さいね。




それでは、ご覧になって頂きありがとうございました。