こんにちは。



水彩画家の 

kotori-shoko です。



2024年 辰年が始まりました。


今年は、年始から 様々な出来事が起き、今も継続中で、気持ちが落ち着かない方も多いと思います。


地震 そして、事故で亡くなられた方々のご冥福を、心からお祈り申し上げます。



個人的な話になりますが、年始から  わたしの家族の世話が 新たに加わり、投稿する間隔が開いてしまうかも知れませんが、折が良くても 悪くても、続けたいと思っています。

どうぞ 宜しくお願い致します。




さて 今日は、ある知人から受け取ったメールの一部をご紹介し、分かち合いたいと思います。



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… 私がお世話をしてきた S さんが、昨年の12月19日に入院されました。
急に、飲み込む力 , 足で立つ力が なくなってしまったのです。

私は、ほぼ毎日 お見舞いに伺っています。
行く時は「今日はどのような状態だろうか?」 
そして、帰りには「これから先、どうなるだろうか?」と、不安がもたげます。

そんな中、お医者様が こう言われました。「急に、飲み込む力 , 足で立つ力がなくなった原因に、ギランバレー症候群(末梢神経が障害されることによって脱力・しびれ・痛みなどの症状が引き起こされる病気)が考えられます。治療方法として免疫グロブリン製剤を投与すると効果が出る可能性が高い」と。

ところで、私は献血が趣味で、2週間に一度しています。
献血には2種類あって、血をそのまま抜きとる  全献血 と、
医薬品などに必要な成分(血漿・血小板)を抜き取って、残りは体に戻す 成分献血 です。

S さんの治療に使われる、免疫グロブリン製剤は、私がしている 成分献血 の 血漿 で作られます。
これまで漠然と人助けのために献血してきましたが、S さんの治療で 実際に役立つことがわかりました。

また、自分の体の中に 人を助ける働きが 本当にあることもわかりました。
不安ばかりではなく、これまでしてきたことの意味がわかりました。

S さんに投与されている免疫グロブリン製剤の効果が出るのは1ヶ月先になりますが、それでも期待しながら待てるようになりました。

私たちの生活でも、後悔したり、先が見えなくて不安になることがあります。
でも、その不安が、これまでしてきたことの意味を発見したり、新しく何かを始めるきっかけにもなります。
私の場合は、年末の S さんの入院で不安を抱えていますが、自分の体の中に人を助ける働きがあることを 実感しました。

日本全体では、能登地震、羽田の飛行機事故、悲しい出来事で始まりました。
それでも受け止め方によっては 意味を変えていけると思います。

不安にからみ取られないで 何かを始める、他人事にしないで 地域や生活の防災を見つめ直すきっかけにもできます。
不安は確かにありますが、見方を変えて取り組むことで、後になったら何かが 強化 されることもあります。

不安からスタートしても、私が献血の意味を再発見できたように、新しい一年、出来事の意味を考えて 何かに取り組んでいきましょう。

今の自分にできる協力をしていきましょう。

♡~♡♡~♡~♡♡♡ 


このメールを読んだとき、わたしの心に 明かりが灯ったような気がしました。

誰がみても ひどいとしか思えない出来事の中にも、必ず 

 - かならず - 希望の光 がある。


そう 信じつつ、当たり前と思っていたことに 改めて感謝し、目の前にある事に 精一杯 取り組んでいきたい と思います。




それでは、


また お会いしましょう!