にこちゃんという
可愛らしい裏あだ名が付き
ピリピリ職場も少し和らいだかなと
思っていたのに
後輩が自分のサンダルがないと
朝から言い出す
うちの職場は
あるゾーンだけは
専用のサンダルを履かないと
いけないルール
それぞれ
myサンダルが用意されている
後輩のサンダルがなくなったらしい
そういえば
昨日の帰り際
嬉しそうにサンダルを
持ってたやつ(先輩)見かけたぞ
なるほどねぇ
意地悪代表みたいな先輩で
あきれるほど性格が悪い
子供じみた真似を…
後輩に私のサンダルを貸してあげて
お昼を過ぎた頃
その先輩と仕事することになった
最悪~
帰りてぇ~
仕事に不馴れな私(入社2ヶ月)と
ベテランの先輩(入社5年)
「○○さん(私)、仕事はね、助け合いが大事なの。あなたは自分のことしか考えれてないよね?」
そらな
まだ仕事をこなすだけで必死ですわ
助けるもなにも
そんな余裕はないっす
先輩の
いつものグチグチが始まった
助け合いって
普通後輩の私を先輩のあなたが
助けるもんじゃないんかい?
はぁー、腹立つ
「いちいち確認しなくていいから、自分で考えて動いて聞きに来るその時間が無駄なのよ」
へいへい
あー、むかつく
「ここ終わったら、あそこ掃除しといてね」
先輩が洗い場を指差す
(サンダルゾーン)
私が泡立てて掃除してる横で
その上に容赦なく汚れ物を
どんどん乗せていく先輩
せっかく流すだけだったのに
また洗い直しやないかい
あいつ絶対わざとやん
置き方も雑で
汚れた水が跳ね返る
サンダルが汚れて
べちゃべちゃになってもうたがな
「先輩、サンダル濡れちゃって、すみません」
一段落して声をかけた
え?て顔の先輩
そらな
「あ、私のサンダル、□□さん(後輩)に貸してて、先輩のサンダルをお借りしました。確認しなくていいっておっしゃってたんで、勝手に使わせてもらったんですけど、すみません」
先輩の視線が
びちゃびちゃサンダルに行って
(It's your サンダル)
次に私の顔に戻った
そうそう
君がかけた水は
君のサンダルが受け止めたのよ
なにか言われる前に
にっこり
「お疲れさまでーす」と
声かけてさっさと帰らせてもらった
さぁて
今週も終わった終わった
いろんな意味で
終わった気もするけどww
来週えらいこっちゃww
あー、こわ
来週のことは来週考えよww
どーなる、私
さぁて
週末はゆっくりしょっと