去年の11月27日、日曜日の話。
父が、搬送された救命救急センターで
看護師さんにキレ散らかし
それに対して私がキレ散らかすっていう話。
カオス
(笑い事じゃなく、心底情けなかったよ)
あの時の看護師さんには平謝りしたい
↓長いので分けて書きます。
まずは救急搬送に至るまで〜
11月22日
SWさんから在宅緩和ケアのクリニックを紹介してもらったのはいいものの、初診(契約?)は12月12日とのこと。
私としては今すぐにでも診てもらいたいのに、3週間も先の話だった
※こちらについては、補足(訂正)あり↓
この時点で、ほぼ食べられない、飲めない。
服薬もまともにしていない(できていない)
治療は打ち切りなので、何の対処もしてもらえない、だったので
そんな先だと、間に合わないんじゃないの…??ということで、再度連絡をして1週間予定が早まり、12月5日の約束になった(本当だったら、すぐに来てもらえたのにな)
そこまで何とか、私と叔母と、本人の頑張りだけで何とかなるか!?何とかしないと………
若干、途方に暮れていた。
誰も診てくれない、頼れる先生がいない期間があるってことはすごく、不安だった。
叔母は主治医の先生から何かあったら救急車呼んでもいいよ、とは言われていたようだけど…。
そこから数日。
何とか過ごせてはいたけど、相変わらず食事も水分も取れず発熱もあって、身体の痛みや吐き気も強くて(オキノームも10ミリになってたけど、あまりうまく使えてなかった、というか副作用の吐き気もあるってことで悪循環??)
このままじゃ…ということで、急遽11月27日に一度様子を見に来てもらえることになった。
この時は本当に安心したなぁ。。。
が
クリニックの先生と当初やりとりをしてくれていたのは叔母なんだけど、どうやら発熱していることは伝え漏れがあった様子。これが大問題で
癌による発熱だとばかり思っていたけど、コロナ禍ですし
そんなことすっっっかり失念していた私たち。
「初めまして〜」と、物腰柔らかく訪問してくださった先生。それだけで与える安心感
さっそく父の元へ。
ひとことふたこと会話しつつ状態を診てくれようと(多分、点滴も持ってきてくれていた)
……したのですが、前日から発熱していることが発覚すると事態は一変。
さっとベットから距離をとる
(私。えっ…伝えてなかったの??おばちゃーん!!)
隠していたわけじゃないんですー
発熱の原因がわからない限り、何もできない、と。まず、検査しないとコロナかどうかもわからないので、一旦クリニックに戻って(準備して?)出直してきます、と。
そりゃそうだ
今日会ったばかりで、発熱していても、その原因がわからないので、何かしらの炎症(尿路感染とか)なのか、癌の進行によるものなのか、今までの経過をみてきたわけではないので、原因がわからないと対処できない、と。
そりゃそうだ
そして、来たばかりだけどすぐにクリニックに引き返していく先生。
わざわざ来たのに〜(そしてまたすぐ来るのかな)申し訳ない
「そ、そうだよね、コロナ…全然疑ってもなかったね。」「完全に忘れてたね…コロナの存在。」
もし陽性だったらどうしよう
安心したのも束の間、途方に暮れる私達。
しばらくすると、先生からTEL。
ここで、まったく想定していなかった
救急搬送という選択を迫られることに。
それほど切羽詰まった状態だったんだよね
認識できてなかったなぁ…まったく。
①救急車を呼び、病院に搬送。発熱の原因(感染の有無)、そして今現在の体の状態を一度しっかり検査してもらう。救急で行けば今日のうちに結果はでるし、そのうえで入院するのか在宅に戻るのか、それによって対応する。
②救急車は呼ばない。このままクリニックに戻り、血液検査等の準備をしてくるので、自宅で採血する。ただし、その場合、検査結果がわかるのは火曜日(この日は日曜日だったので)になる。それまで待つということは、命が短くなる可能性があるということ。それでもいいと、家族が納得できるのなら、と。
③(本人も救急車を呼ぶのは絶対に嫌だと渋っていたので)自分たちで発熱外来に連れて行く。だけど日曜だし、何時間待つかわからないし、コロナの陽性、陰性しかわからない。
その結果次第で自宅での対処になる。。。
「えぇ、もう、どうしよう……」
「救急車!?大騒ぎになるよ〜」
「そんな状態なの…?」
「救急車なんて…(本人)」
「火曜日まで自宅で頑張る?」
「だって、ねぇ」
本人も、叔母も、私も、躊躇ってしまって
すぐに答えられずにいると
よく考えて決断できたら、TELしてください、と。先生は、どうするのが一番いいと思いますか、と聞いたら、今は一度、救急搬送して全部調べてもらうほうがメリットがあると思います、とのこと。
とりあえず、本人ともう一度話し合うことにして一旦電話は切り、先生に言われたように説明しつつ、説得。叔母のことも説得。
もう、覚悟を決めて、呼ぼう!
だって、多分、死んじゃうよ!今行かないと。
近所中、集まるだろうけど。。。。
(田舎なので)
そして救急車を呼ぶことにし、
先生にその旨をTEL。
病院で結果がわかり次第、先生にも伝えるお約束をして…いざ、119番へ。
ここでひとつ
救急隊員や搬送先の病院に何か聞かれても、クリニックの名前は出さないで、と。
えっ…どうして…と一瞬戸惑ったけど、さっき会ったばかりで、父のことを何も把握していない状態でクリニックに問い合わせがきても答えられないから、と。
そりゃそうだ
だってまだ面談、契約前だ。
予定を早めて様子を見に来てくれたことだけでもありがたいことで
もし入院せずに自宅に戻ってきたら
明日また来てくれる
在宅医療を受けられるってことだから
できることは、できる。
できないことは、できない。
ただ
在宅で過ごすなら
最期まで、お付き合いします。
ってこと?
それについては、ひと安心。
そうなんだけどーー
119番した時に諸々を説明しないといけなくて
先生やクリニックのお名前を出さないように、なんとか経緯を説明してたら「誰の助言なんですか?」と突っ込まれてしどろもどろになってしまった。。。(怪しい)
だけど、とりあえず救急車は呼ぶことができた。
そして搬送へ〜
続き