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アメリカ大陸が発見された日は、コロンブスデイとなっていますが、
ネイティブアメリカン(アメリカインディアン)の視点からいうと、
「大量虐殺の始まった日」でもある
グアムにも同じように設定された日がある。
それがグアム州の祝日
「グアム ヒストリー&チャモロ ヘリテイジ デイ」
簡単に言うと、グアム島がマゼランたちによって発見されてしまった日です。
(チャモロ語で「祝!チャモロ月間!」って書いてます。)
この後から、グアムはスペインによって333年支配されます
この長さって、4世代以上が代わる感じでしょう
ひいおじいちゃんのお父さんの時代からとかなるわけで。
そうなると、文化が消える可能性がある長さ。。
それも、チャモロ文化って文字を持たず、言葉で伝える口承文化だったので、その言葉が4世代以上スペイン語に変わってしまうことで、チャモロ語消え失せました。
現在では、チャモロ語の80%以上がスペイン語の語源といわれています。
ついでに、当時のスペインの支配の仕方はひどかったようで。
原住民の男性は赤ちゃんから全て殺せと。
このときに、多くのチャモロ男性はいなくなったそうです。
そのため、グアムのチャモロ一族の多くにスペイン人の血が混じりました。
今現在も、昔からのグアムチャモロ一族だといわれる人たちの一部が肌が白みがかり、目の色も灰色がかっていたり薄い理由は、過去300年のスペイン人の血が島を全部染めたことによるものもあります。
でも、最近では、フィリピンやミクロネシアの移民をうけいれたことで、少しずつもとの姿に戻りつつあると言われています。
やっぱり、グアムらしいのは、くりっとした黒く大きな目。つややかな黒い髪。褐色の美しい肌だよな~って思うな~。
とはいっても、スペイン人の血が混じってしまったことには代わりがないので、
このチャモロの月間が、スペインの侵略内容の多くは含まれず(自分たちの祖先でもありますしね。)、チャモロ文化の伝承に重きが置かれて、開催されている気がします。
今では、純粋なチャモロ人は、グアム島に一人
侵略の前に、ロタ島に渡っていたチャモロ一族の末裔のようです。
自分の代でもう終わりなんだよと苦笑いした彼の姿はなんだか寂しそうでした。
ということで、
グアム州は、3月の第1月曜日を、1521年3月6日マゼランに発見されたことを記念し、グアム州の祝日に指定しています
学校や公共機関はお休みでした
そして、今月1ヶ月、チャモロ月間として、学校などはチャモロ文化を学びます。
また、ホテルやショッピングセンターなどでは、色々なイベントが行われます。
祝日の今日は、ショッピングセンターはアイランドダンスが披露されていたようです。
アウトリガーホテルもイベントをするようですよ
旅行中近くを通ったら、見に行ってみると面白いかも
というわけで、街ではグアム伝統文化を守る月間がスタートしていて、スーパーなどにも、チャモロ文化が飾られています。
今旅行中のみなさま、「なぜにココナッツの葉がスーパーに飾ってあるの?」とか思うかもしれませんが、それは今、チャモロ月間だからなのです
この小さな島の複雑な歴史を、イースター行事とともに楽しんでみてください
では、素敵なグアム旅行を
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