9月21日(日)
門司にある矢筈山キャンプ場まつりに行ってきました
今回初めて行った矢筈山キャンプ場。
山を登っていくと途中から舗装された道がなくなって
車1台通るのがやっとの細い道が延々と続きます。
急なカーブを切り返す度に、キュルキュル~と悲鳴を上げるタイヤ。
ガードレールもない道の端はゆるやかな崖になっていて
ハンドル操作を誤ったらズルズル落ちてしまいそう
いやこれ…ファミリーカーで通るにはオフロードすぎるやろ
ほんとにこの先にお祭りがあってるの??
少々身の危険を感じながらも、なんとかキャンプ場に辿りつくと
駐車場には普通の自家用車が数台停まっていました。
「ふぅ~やれやれ」
運転の心労で5歳くらい老けた夫。お疲れ様でした
でも、苦労しただけあって頂上から見る景色は最高
とりあえず持参したお昼で綺麗な景色を見ながらのランチタイム。
見上げるともみじの木漏れ日。
食べ終わったら、あちらこちらにいるおじさま達が
竹で作った笛や竹トンボやどんぐりコマで遊んでくれました。
ピーーーイと、いい音が鳴ります。
子供たちがおじさま達に遊んでもらっている間、
私と夫は紐の飾り結びのやり方を教えてもらいました。
途中で分からなくなって、もたつく夫
人には向き不向きってものがあるよね~
左(青):吉祥結び 右(赤):梅結び
昔から伝わる紐の装飾的な結び方。
水引きや神社仏閣の調度品などで見かけたことはありましたが
意外と簡単に作れることに驚きました。
これ、おぼえておくと何かの機会に役立つことがあるかも!
他には、ノコギリでの丸太切り体験も。
大河がモタモタ切っていると、「ほら、こうやるんじゃい!」と
加勢してくれるおじさま。
ノコギリの刃は押す時には軽くスッと、
いつの間にやら集まってきたおじさま方に囲まれて
褒められたり、渇を入れられたり、やんややんやの大騒ぎ
そして、無事に切り落としたら「おぉ~!」と拍手喝采
最初は腰が引けてた大河もだんだん楽しくなってきたらしく、
それにしても、この矢筈山キャンプ場ってなんだか不思議な場所。
聞くと、ここにはかつて旧陸軍の砲台があった場所だそうで、
上の写真の部屋はかつての司令官室だったそうです。
明治20年代に造られた趣きのある雰囲気を生かして、
昨年末に放送されたスペシャルドラマ「オリンピックの身代金」の
ロケ地にもなったそうですよ。
竹野内豊さん、唐沢寿明さん、松山ケンイチさん、斎藤工さん、
そしていま話題の田中哲司さん(仲間由紀恵さんとご結婚された方!)
など、そうそうたる顔ぶれの俳優さん達がいらしたんだそう。
くそ~!1年前に知っていれば…!!後ろ姿くらい見れたかも。。
山のキャンプ場で頂いたお土産。
竹で作った笛と、どんぐりコマと、つまようじの竹トンボ。
それと大河が切り落とした枝の木片たち。
この日の夜の大河とのどか。
布団は2組あるのに、同じ布団に枕を並べ、手を繋いで寝ていました
夢の中でも丸太を切ったり、竹の笛を吹いたりしてるのかな?
素朴だけど、手作り感があって思い出に残るキャンプ場まつりでした