海よりも断然山派の私。
幼い頃は「お庭が森みたいなお家に住みたい」とか
全く現実的じゃない事を夢見ていました。
さすがに今はそんな事考えちゃいませんが
時々むしょうに「緑の中に入りたい!」と思う時があります。
ここ最近もお疲れ気味でリフレッシュしたくなったので
「長崎市民の森」へ行ってきました
市街地から車で坂を上ること15分で山々の連なる森に到着。
中心街の近くにこんな森があるなんて…長崎ってやっぱり田舎だなぁ
まずは遊具のある広場でお遊びタイム。
しかし、こ~んなに広いスペースがあるのに遊具がたったの3つって…
大きくてしっかりした丸太造りの遊具たち。
内容はちょっとハードで小学生向けって感じだったけど、
大河はパパと一緒に一所懸命こなしていました。
こういう時、父親の存在ってありがたい私にゃとても無理…
ちなみにの遊具、夫は何も掴まずに上まで駆け登っていました。
まだまだイケるね!39歳でも調子に乗って怪我しないようにね。。
この遊具はパパの後を追って半分くらいまで登ったけど、
途中に虫がとまってたらしく「虫がいる~イヤだ~」でリタイヤ
大河のこのヘタレっぷり、何とかしなければ…
ビビって顔がひきつってます
ところがパパ指導の元、何度かやってるうちにすっかり楽しくなった様子。
すぐにヒラリと華麗に飛び乗れるようになりました
ものすごく楽しそう
1回落ちて泣いたけど、すぐに復活して飽きることなく何度もやってました。
しばらく遊んだ後、散策するために車で山の深い場所まで移動。
途中に案内所があったので散策にいい場所を訊ねると、
日暮れまで間がないので近くて歩きやすい「昆虫の森」を勧められました。
昆虫の森
この時は11月末で曇りのお天気でしたが、空気が少しひんやりとして
山歩きにはちょうどいい気温でした。
何の目的もない山歩き
だけど山の空気を吸って木々の色を見て落ち葉を踏みしめてるだけで
気分が清々しくリフレッシュしてくる。
これがマイナスイオンの効果なのかな
子供達は退屈するかと思いきや、色んな物に興味津々。
竹をコンコンコ~ン
幼稚園で七夕飾りを飾ってるけど、生えてる竹を見るのは初めてかも。
お兄ちゃんの真似してのどかもコンコンコ~ン
「竹ってこんな風に生えてるのね、パパ」
まだまだ子供達に教えたい事、見せたい景色が沢山あるなぁ
休憩所で手を洗い、夫に髪を整えてもらったのどか
「七三ですけど、なにか?」
そろそろ引き返そうかという時に、「巨大スギ」の看板を発見した私。
え~!巨大スギ!?見たい見たい
と盛り上がって更に奥へと進んだものの、
夫に「日が暮れたら危ないから引き返そう」と言われてもまだ諦めきれない私。
「先に戻ってて。ちょっとだけ行って見てみるから」と一人で山を降りました。
森の中に足を踏み入れると周りには誰もいなくて静か。
聞こえてくるのは自分の足音と息遣いと鳥のさえずりだけ。
不意に頭の上の木がガサガサッと揺れた音にドキっとして、
その後訪れた静寂を不意に「怖い」と思いました。
その後は息を切らせながら走って走って…
やっと小さな背中を見つけた時はホッとして涙が出そうになりました
家族で感じる静けさは心地よかったのに、一人で感じる静寂は怖かった。
あの怖さは「孤独」の怖さだったのかな…。
かけがえのない存在が居るのに自分勝手な行動を取ろうとした
自分を反省しつつ案内板を見てみると、
あと1歩の場所に「巨大スギ」があったことが判明
く…くやしい…
案内所でもらった地図を見ると、市民の森にはアスレチック場や渓流もあって
場所によっては野生の鹿に遭遇したりもするらしい。
こんなに近くにこんなにいい自然があったなんて
暖かくなったら、お弁当持ってゆっくりハイキングしたいなぁ