さらに言うなら母は絵が怖いんです…。

何が怖いって、母に「漫画の女の子描いて」と言うと、眼球の瞳孔の周りの線まで描きますし、鼻の下の溝も鼻の穴まで描きます…。

頭にリボンとか付いてますが、もうリアル‼︎女の子というより自画像…。

描いてもらった時はいつもヒィィィとゾクゾクしたものです…。

まぁ、良いです。

私は母の料理に文句はないので。

ただ、あの時母は寂しかったのかなと思うのです。

みんな嫁に行き、私しか残っていなくて、父も定年退職して、お弁当を作っても1つだけ…。

その1つも娘から「いらないよ」と言われ、寂しくてキャラ弁を作ったのかな?

と思えるのです。

キャラ弁風を持って行った日は帰るといつも「どうだった?どうだった?」とよく聞かれました。

「先輩が、顔が描いてあるねって気づいてくれたよ。」や「今日は鳥だったね」と言うと嬉しそうでした。

母は多い時5つほどお弁当を作っていましたから。

これが私の良い思い出かもしれません…。


ただ、母が楽しくてしていただけかもしれない…と思ったりもしますが。