メモ2017.4.21(金)晴れ

 

おでこが丸くて広い黒髪の民族衣装を着た少女がしゃがんでいる。

石のような樹木のようなクロサイトをお守りとして持つように握らせている。

彼女が固まったまま動かなくなる。

彼女の手から握らせていたものを元の位置に戻す。

それでも彼女は石のように固まったまま動かない。

金庫のようなものをそっと返す。

総理大臣のような立場の人が「申し訳ない」と謝っている。

 

                                                                                    

 

メモ2017.4.22(土)くもり

 

大人数の飛行機のチェットを手配している。

どんなに探しても空席が見つからない。

依頼主にそれを伝えるため、建物の外へ出て行く。

建物を出ると埠頭のような場所が広がり、海からの水が増してきて、人で溢れかえり、通行を制限されている。

自分の足元を見ると靴下のまま。

「濡れるのが嫌だな。でも靴下を脱ぐわけにもいかないな。」と思いながら、水かさの増した埠頭を歩き出す。

片手になぜか毛布を持っていて、水浸しになってしまう。

「水の中に毛布を入れるな!」とそばにいた男が叱るように叫ぶ。

目的の建物が近いのに遠くて、なかなか辿り着けない。

中途半端な位置まで来て引き返そうとするが、避難命令が出て足止めになる。

外に出なければよかったと後悔する。

人がどんどん溢れてくる。

辺りはどんどん曇っていく。

早く元の場所に戻りたい。

とても不安で心細くなっていく。

体が寒い。

足が冷たくて痛い。

 

 

 

end...本ベル

 

 

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