久しぶりに!!韓国へ!!

今回はかなりドタバタの中の休息も含めていたのでいつもより観劇にはいきませんでしたが、その分ゆるりゆるりと過ごせた時間。はぁぁあ幸せでした。観劇備忘録!!



5/15 14:00 

『HEDWIG AND THE ANGRY INCH』

 

ヘドウィグ/チョン・ドンソク

イツァーク/チャン・ウナ


日本でも浦井健治さんがヘドウィグ役の時に一度見ていて、2度目の観劇。映画見てる時間なくて、ストーリーうろ覚えで行ってしまったので理解しきれなかった部分がどうしてもあったのですが、そんなのどうでも良くなるぐらいロックな音楽と世界観に圧倒され。


The origin of loveとかMidnight Radioとか大好きなのですが、もう本当に最高でしかなくて、酔いしれでした。ドンソクヘドウィグがあまりに美しい可愛いキャラすぎて。普通にアドリブで拗ねたりとか入ってるのと、そう、観客とのコミュニケーションが物凄く多くて、お客さんもどんどん声を出す現場でした。バンドメンバーの方もお芝居に入ってくるスタイルで、斬新だなぁと。


イツァーク。女性がやるときもあると聞いていましたが、実際に女性がイツァーク、ヘドウィグの旦那、を演じていると凄く見えてくるものが変わる印象で、最後の2人の関係性にどんどん深みが増す感じの。お互いの束縛?執着?みたいなもの、生きていきたい姿、わかりきらないけれど、ラストシーンのイツァークの変化はとっっても印象深いものでした。


照明がとんんんんでもなく綺麗で。あと映像の使い方も凄くて、キャストの前にわざと幕おろして映像被せていたり、赤と青の照明が半分ずつクロスでヘドにかかっていて影ができていたり。男と女、を中心にいろんな2面があり、その間にいるヘドウィグをそこに生み出しているような。とっっても綺麗だった、、、!!


映画見直してまた見にいきたい作品になりました🥹🥹✨✨




5/15 19:00
『Dear Evan Hansen』



エヴァン・ハンセン/パク・ガンヒョン

ハイディ・ハンセン/シン・ヨンスク

コナー・マフィ/ユン・スンウ

ゾーイ・マフィ/カン・ジヘ


今回の目的だったエヴァンハンセン。映画だけは見ていたのですが、舞台版は初めて。アジア初ということでもとっっっても楽しみだった作品。


まずストーリー映画と全然違うんですね!?かなりエヴァンの話であり、そして母息子の関係の見え方が違うのと、コナーも出てき方が違って面白く。特にラストまでみたときにエヴァンの嘘を公表するシーンはなく、公表をしないという決断をゾーイが語るので終わっていて、印象めちゃくちゃ変わるじゃん!と驚き😳😳アラナの存在も、かなりキャラクターが違くて。全体を通してSNS社会の情報の怖さと拡散力みたいなのを感じた気がする。その中で生きていく姿、をたくさん見た気がする。


舞台上には8人しかいないのですが、とても8人とは思えない大迫力でした。音楽が全部素敵すぎて、毎回頭を抱えていましたが、やっぱりYou will be foundは、とんでもなかった。8人だし、エヴァン後半歌わないし、でもそんなの感じないぐらい圧倒的な圧力で、パパに大号泣でした。その構造があったからこそ、後半の手紙の悪い方向への拡散もリンクしていくものがあって、怖かった。


鬱、SNS、鬱、家族。

他にももちろん色々ありますが、

あまりにエヴァンの物語でありました。


うーーーまくまとまらないけど、

また見たいし日本語でもみたい!!


ガンヒョンさんエヴァン。

歌が圧巻すぎて、並べて聞くとエヴァンのナンバーって本当に高いしとんでもない曲ばかりなのですが、綺麗に繊細にでも内面の爆発はしっかりと届く感じの、、!!!嘘を告白するときの歌とか、コナーの家族もボロボロで、エヴァンもボロボロで、爆発しまくっていて。かなり内にこもったところから始まるからこそ、内面だけの爆発やナンバーが、行動と一致したときにとんでもなかったです。圧倒的に好きな声色すぎて、本当に素敵でした。くぅぅぅぅ。



あと初めて見れたヨンスクさん。2幕のお母さんの歌、ゆったりしているけど暖かく圧巻で、裏に傷ついいる過去があって、ぎゅって締め付けられる時間。エヴァンのことを大切そうに大切そうにみる姿が毎回本当に素敵で、最高でした。最高や、、、!





5/16 『마리 앙투아네트』

マリーアントワネット/イ・ジヘ

マルグリットアルノー/オク・ジュヒョン

フェルゼン/ユン・ソホ

オルレアン/キム・スヨン


3作品目、何をみるか決めていなかったのですが、日本でも見ていた大好きなMAへ。行ってほんっっっっとうによかったらぐらい圧巻で、ほんとにほんとにやばかった、、、!!当日券だったのですが8列目で、もうバリバリと全身で浴びて参りました。最高。



基本は日本と同じ演出。ただ映像が増えていたりと違いもありました!最初のフェルゼンソロのときにマリーの肖像画があったり。1番インパクトがあったのは、ランバルが死んでしまったときに生首の串刺しが出てきていたり、マリーが死んだ時に映像でマリーの首をもつ首切り役人と手を振る民衆の影や映像が。この二つに関しては、本当に苦しくなる時間でもあり、ただそれが平然と出てくることにリアルさを感じたり。首切り役人つて私日本公演で見た記憶がなくて(🤔)、ルイがギロチンの話をマリーにする時から登場していて、最後のギロチンの見え方がかなり強くなっていた気がします。


後フェルゼンとマリーの関係性。

言語がわからないのではっきりとはわかりませんが、多分タメ口?のような会話で成り立っていて😳日本だとフェルゼンは敬語だったからその対比として、立場という縦よりも、同等の立場で、男性と女性としてマリーの気の許せる時間のような印象が強く。特にロアンを告訴した後の駆け寄った時とか、ものすごく探しあっているのがわかる感じ。後半追い詰められれば追い詰められるほど、マリーを助けようとするフェルゼンが切実だったように思います。「あなたを愛したことだけが」は2人が別空間にいるんだけどコンタクトを取れる、お互いが見つめ合う姿になっていて、2人の関係に結構フォーカス当てられていた印象です。ラストの死んでしまった時のフェルゼン、歌いながら泣き崩れていて、(舞台の構造として)最初に戻るのではなく、その瞬間のフェルゼンでしかなかったです、、、!


ジュヒョンさんマルグリット。

今回MAを見る決め手にもなっていたのですが、もう本当に圧巻を通り越してやばすぎて。貧乏であることも別に悲嘆ぐれたりそこに特別怒りがあるのではなく、それを受け入れた上で必死に必死に生きている印象。かなり純粋に、でも冷たくて。でも違和感には素直で、自分の信念にはしたがっているからこそ、後半どんどん揉み込まれてしまっていて。最後、裁判での状況を飲み込みきれず、マリーが死んだときには大きく叫んでいて。どのときも全力に真っ直ぐに生き続ける姿でした。ラストのMも服掴んで全力だった。いやとんでもなかった。本当に。すごかったです。歌もかなりアレンジとかフェイクが入っていて、あんなにアレンジできるんだ!?というぐらい。もともと高いのにどんどん上げててすごかったです、、!


歌で言うと、

マリーのソロが日本とは違くて、孤独のドレスのところが全然違う曲でとっても綺麗格好良い感じで。あと、蛇の歌、後半転調するんですね、、!!マリーのジヘさんもバッチバチに地声張り上げタイプ、強強のマリーで、後半の苦しさもそちらでの表現で圧倒でした。ナンバーもセリフもかなりサクサクすすむ感じで、曲のテンポとかめちゃくちゃ早かったけど、どんどん展開していくのにあっという間に物語が進んで緊迫して、そのスピード感が作品にあっていたんだなって後から。


あ、あとオルレアンさんの歌バッッッッチバチでした。もともととても好きなソロ2曲なんだけど格好良すぎてよくわからなかったです、、、!


日本でも何度も見ている作品だからこそ沢山の発見もあり、とっても本当にみれてよかったです、、!そしてまたみたい、、!




久しぶりに、そしてたぶんとてもゆっっったりと過ごした時間。舞台たくさん見たいぞって観劇欲がむしろ掻き立てられて帰ってきています🥹見たい作品沢山あるのでまた観にいけますように!!


안녕🥰🥰🥰🥰