先日、古座川町のたなみ屋さんへ
落ち鮎の火振り漁の見学と、鮎料理を食べにいってきました。
海の魚は火(明り)に近寄ってくるのに対し、
鮎は火をかざすと逃げるという習性を利用します。
川下に網を仕掛けておき、
川上から船を漕ぎながら、ヒバとワラ等を燃やして水面で振ります。
鮎は逃げ惑い、仕掛けておいた網にかかるという漁法で
この時もたくさん獲れました。
おかみさんが手早く料理し、塩焼きや酢のもの、お寿司などに。
また、この時期にしか食べれない白子も…!
その上、それらの料理は全て
竹の器やバランの葉にのせて出されます。
見た目にも食欲がそそられる演出ですし、
「食事が終われば全て燃やすことができ、環境にも優しいから」と、女将さん。
真っ暗な川原で焚火を囲みながら、獲れたての鮎や山菜料理を頂くという
非常に贅沢な体験でした。