落ち鮎の火振り漁見学、そして今だけのゼイタク鮎料理! | 女将のブログ★南紀すさみのホテルベルヴェデーレ

女将のブログ★南紀すさみのホテルベルヴェデーレ

和歌山県すさみ町にある南紀すさみ温泉「ホテルベルヴェデーレ」。四人の子育てとホテルベルヴェデーレの女将の私が日々思うことや日常をつづっています。

先日、古座川町のたなみ屋さんへ

落ち鮎の火振り漁の見学と、鮎料理を食べにいってきました。

海の魚は火(明り)に近寄ってくるのに対し、

鮎は火をかざすと逃げるという習性を利用します。

川下に網を仕掛けておき、

川上から船を漕ぎながら、ヒバとワラ等を燃やして水面で振ります。

鮎は逃げ惑い、仕掛けておいた網にかかるという漁法で

この時もたくさん獲れました。

おかみさんが手早く料理し、塩焼きや酢のもの、お寿司などに。

また、この時期にしか食べれない白子も…!

その上、それらの料理は全て

竹の器やバランの葉にのせて出されます。

見た目にも食欲がそそられる演出ですし、

「食事が終われば全て燃やすことができ、環境にも優しいから」と、女将さん。

真っ暗な川原で焚火を囲みながら、獲れたての鮎や山菜料理を頂くという

非常に贅沢な体験でした。