お箏の世界へようこそ!
箏の波です。
「普通のお箏」は絃が13本あります。
ちょっと大きくて、17本あるのを「十七絃箏」といいます。
これは合奏の時にベースを担当することが多いですね。
でも、独奏でも、柔らかく温かみのある音が堪りません。
そのほかにも、もっと絃の多い、二十絃、二十五絃、三十絃とかあります。
いずれも、様々な曲を演奏する中で、13本では足りない!という奏者さんたちが開発してきました。
例えば、二十五絃箏だと、ドレミの調弦で3オクターブ以上の音域があります。
ほかの西洋楽器とも合わせやすいので、実はいろんなBGMやサウンドトラックで使われています。
なので、きっと皆様、知らず知らず耳にしています。
でも、がっつり聴いたことはありますか?
「お箏」だけど「お箏」じゃない。
よくピアノは一人オーケストラ、と言われるようですが、まさにそんな感じ。
一面(お箏は一面、二面と数えます)で、いろんな音を奏でる楽器は、たった一人で演奏されていても、ドラマチックな曲の世界へ誘ってくれます。
6月2日、西国分寺の古民家で木村麻耶さんのリサイタルがあります。
二十五絃箏ががっつり聴けるプログラムです。
個人的にも麻耶さんは、大好きな奏者さんのお一人
ホールではなく、木造のお家で、楽器がどんな歌を聴かせてくれるのでしょうか。
これは行くしかありません
お席はまだ間に合いそうです。
是非皆様もご一緒に
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