お箏の世界へようこそ!
箏の波です。
急に思い立って、文楽見てきました。
「曽根崎心中 天神森の段」
アニメーションの背景とコラボレーションしてみた、という初の試みです。
入門公演とのことで、はじめの30分は解説、上演は30分だけ。
背景のアニメーションは、ジブリ映画の背景を手がけていらっしゃる男鹿和雄さん。
人形ではありますが、息を吹き込まれて、本当に森の中を二人で歩いているようです。
とても美しく、切なく、引き込まれました。
アニメーションに加えて、照明がとても印象的でしたね。
「ふつうの文楽」とは、もはや別物。
歌舞伎が「普通の歌舞伎」と、初音ミクちゃんが登場する「超歌舞伎」があるように、文楽も、大道具版とアニメ版と、上手く両立できると楽しみが増えるなあ、と思いました。
文楽はチケット取りが大変で、あまり行きませんでしたが、やっぱり楽しい。
昔はよく分からなかった義太夫の芸も、今の私にはとても響きます。
お人形はかわいい。というか、もう生きてますから
久しぶりに今度は本公演にも行ってみようかな~
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