私は関西出身で

茨城に来てしばらくは知り合いもほとんどいなかった


地震があって
避難所で数日間過ごしたけど


夫は職業柄
災害などが起こると
なかなか家には帰ってこられません


避難所で顔を合わせたりはするけどネ



だから避難所では

息子の同級生のお母さん達と
一緒に助け合って過ごしました

家から僅かな食料を持ちよって
分けあったり


とにかくガソリンが不足していたので

ガソリン入れたての人が
みんなの分の買い物をしたり…


営業しているガソリンスタンドについては、主婦達の素晴らしい情報網に助けられました


ガスと水が復旧していない時

井戸水と薪でお風呂をわかしている知り合いがいるからと
幼稚園の時からのママ友に連れて行ってもらったりしました

何日かぶりにお風呂に入れた時の
息子の
「お風呂って気持ちいいね~」
という言葉が忘れられない


先の見えない不安
原発のこと
毎日続く余震


暗くなりがちな毎日だったけど
みんながいたから
頑張れました

明るい避難所生活しましょう
なんて言いながらね

もしも、子供がまだ産まれていない時に
今回のような地震に遭遇していたら

私は一人で途方にくれていたと思います


本当に
人と人とのつながりって大切で
そのつながりを作ってくれたのは
息子の存在です


お母さん達はみんな、我が子が寒くないように
ひもじくないように
自分のことは二の次にして…



守るべきものがあると
頑張ろうって、思える


本当に息子がいてくれて良かった
(o^-^o)