息子の小学校では班で登校しています。

いわゆる登校班です


帰りも、一斉下校の時は班で下校してきます


それは昨年のこと

2年生のころのお話しです


1年生の頃の登校班の班長さんのおうちの方は

とてもきちんとした方で、朝、雨が降っていたりしたら


「今日は雨が降っているので車で送って行きますね

 ○時○分に集合場所に来てくださいね」

と、わざわざ電話をかけてくださいました


私、それが普通なんだと思っていたんです


2年生になって

班長さんが変わって

雨の日も風の日も一度も朝、電話がかかってくることがなかったので

私は単純に


みんな歩いて行っているんだなぁ・・・


と思っていたのです


だって、息子の小学校は


原則として

送迎禁止なんですから・・・

(誰も守っちゃいませんけど)


それにね、私が子供の頃は

大雨になろうが台風が来ようが

ずぶ濡れになりながら、子供達は自力で歩いて行ったもんです

車で送り迎えなんかされたら、ひんしゅくモノでしたわよ


だから、どんな天候でも歩いて登校するべきだと思っていました


そして、2学期になって

運動会の前日、一つ問題が起こりました


運動会の日は、高学年の子達は

準備のために少し早く登校します


帰ってきた息子に

「明日何時に集合して行くの?」と聞くと

「え~わかんない」となんとも頼りない返事・・・


1年生の時はどうだったんだっけなぁ・・・と

思い出そうとしましたが

1年前のことを、私が思い出せるはずもありません


しょうがないので適当な時間に集合場所に行ってみればいいじゃん

ということになりました


そして、夕方買い物に行こうと家を出たら

ちょうど、一学年上の同じ登校班のお母さん(Cさん)に遭遇したので

明日、どうされるんですか?と聞いてみたんです


そしたら、Cさん


「う~ん。うちは車で送って行くかなぁ・・・・」


と言ったのでした


私はその時正直心の中で


なんで車で送っていくのだろう

普通にいつもみたいに歩いていかせればいいじゃん

と思ったのでした


なので、Cさんの前で息子に


「朝、適当な時間に(集合場所に)行きなさい。

 誰もいなかったら家に戻ってくればいいから。」


と言ったのでした


それを聞いたCさんは

多分、気分を害したのでしょう・・・・

なんとも形容しがたい表情をされていました


そして、夜にCさん電話がかかってきました


「副班長さんのDさんが、

 みんなを送って行ってくれることになったので

 ○時○分に集合場所に来てください。」


それを聞いて私の小さい脳みそは停止しました


何故、歩いて行かせないの?

つか、なんで副班長さんじゃなくて

あんたがうちに電話かけてんの?


つ~か、私の発言にむっときて

同じ学年の副班長の家に電話して愚痴ったでしょ!!(妄想)


とか色々考えていたら

返事をするのを忘れていたらしく

電話の向こうで


「・・・大丈夫?(プッ)」


なんて言われてしまいましたorz

そして、なおもCさんは続けます


「Dさんはね、いつも雨の時に 

 車で送って行ってくれているのよ。

 だから、会ったらちゃんとお礼言っておいてね。」



・・・は?

そんなの初耳ですが


確かにね

忙しい朝の時間帯に子供達を学校まで車で乗せて行って

くださるなんてありがたいことですよね

忙しい私には到底出来ない事ですわよ

とってもありがたいですわね

なんて思うわけもなく・・・


よその子供を勝手に乗せていかないでくださいよ

小さな親切大きなお世話ですよ


車で行けばちょっとの距離だけど

黙って勝手に乗せていって

もしも何かあったらどうしてくれるの?


それにあんたにそんなこと言われたくないわ!!!!!!!



・・・と心の中で思いながら


「あら~そうだったんですかぁ~

 すみません、うちの子何も言わないもので~」


と言って、電話を切りました


そして、すぐに息子を問いただします


なんで、送って行ってもらっていたのを言わなかったの?

知らないとDさんのお母さんに会ってもお礼も言えないでしょ!

今度からはちゃんとお母さんに報告するのよ!


・・・と

かなりきつ~く

説教をしたのでありました


そんなことがあってからは

たまに、やっぱり無断で乗せて行ってもらったりしていたようですが

息子は私にちゃんと報告してくれていました


暴風雨の時などは私が自分で息子を車で送って行ったりもしていました

たまに、同じ学年のお友達も一緒に乗せて行ったり、下校時に迎えに行ったりもしましたが

もちろんちゃんとその子のお母さんに

「一緒に乗せて帰っていい?」と確認を取ってからにしていました


続く・・・のだ♪