学校での英語教育ってどうなっているの?
どうするかの前に、まずは「今の学校の英語教育」について簡単に知っておくことが大事。
学校ではどんな授業が行われているのでしょうか
一般的なものを簡単にご紹介します♪
小学生の英語
小学校3.4年生では、英語を体験し慣れるための時間が割かれています。
5.6年生から英語が教科になり、以前は中学生になってから学んでいたことを小学生から学びます。
基本的には単語を覚える、決まった言い方を話してみることが中心で、文法はあまり教えないようです。
しかし中学に入ってからは教科書の最初から、ある程度の文法を知らないとわからない文章が出てきているので、
個人的にある程度学んでおく必要がありそうです。
小学校によって授業の進め方も異なるため中学入学時点で他校出身者との差がかなりついていることもあります。
中学生の英語
小学校ですでに基本的なことは学んだという前提なので、教科書は最初からある程度のレベルの文章が書かれています。
単語ではすでに700語程度は知っていることが前提です。
学習指導要領が変更されてからの教科書は、紹介されている内容も一般的な会話文より社会生活や社会問題に
関するものがかなり増えており、そうした知識が乏しいと英語だけ勉強しても内容がよく理解できないということに
なりかねません。
また内容が難しくなっているにもかかわらず、文法的な説明があまりない、きちんと読解をしない、
更に授業は英語で行うなどから、ますますついて行かれない生徒が増えているようです。
「聞く・話す」がより重要に
他国に比べ、日本人は英語会話が苦手な人が多いためか、英語の指導も会話力を上げる方向に向いてきています。
それに伴い高校や大学入試でもリスニングの問題が大幅に増えました。
そのため小学校でも中学校でも「聞く・話す」を中心にCDを聞いたり、友達と会話形式で練習したりすることが増え、
文法的な説明や読解にはあまり時間を割かないようです。