切ない話。 | 『ことのは』

『ことのは』

ココロの深呼吸です…。

心底のピンチになった時。

本当に大切なものが、
分かるのかな。







地震からちょうど1ヶ月が経つことで、
テレビなどでもまた、
振り返りの特集が多く組まれています。





その中で、特に語られているのは、

ひととの繋がりや、
絆などを、
改めて、
大切だとか、心強いとか、
感じたり、

自分の心の支え、
安心できる居場所を、
認識し直したりしたということ。












友達が、
最近、彼とうまく行かないのだという。

嫌いになった訳じゃないし、
喧嘩した訳でもない。
大切だし、大切にしてくれる。

なにも、変わらないのに、
でもなんか、
ちょっとした空気が違うのだという。




彼には長くお付き合いしていたひとがいて、
でも、その彼女から別れを告げられて。

時間が経って、
そんな別れを乗り越えて、
いろんなこと…気持ちをリセットした上での、
新しい恋愛として、
友達と付き合っていたと思うし、
実際そうだった。






だけど、
友達は言う。


「本当に大切なものに、
気づいたんじゃない?」


至極冷静に、
言う。






そんなことないんじゃない?とは、
言えなかった。

私も、
大袈裟かも知れないけど、
もう無理かも…って思った瞬間、
浮かんだ顔があったから。

とうの昔に、
さよならした顔だったから。







非日常の、
不便で不安な時間を過ごす中で、
自分の本当の気持ちに、
気づいてしまうのかも知れない。



こんな時に、
守りたいひと。

叶わなくても、
想ってしまうひと。

最後に一目、
…逢いたいひと。







友達も、
どんな気持ちなのか、
別れようなどとは言わずに、
変わらず優しい彼を、
解放してあげたいニュアンスの言葉を、
静かに話すんだ。

それって、
なんか、

友達にとっての彼も、
本当には…、
違ったってことなのかな?


そんなこと、
聞けないけど。。。






大切なひとに、
大切だよと言う機会は、
逃さない方がいい。

伝えるだけで、
伝えられるだけで、
しあわせだと思うから。








どれだけのひとが、
そばにいたいひとと、
間違わずに、
そばにいられるの?