ありがとう。 | 『ことのは』

『ことのは』

ココロの深呼吸です…。

今日、ある同僚に話しかけたのだけど、
なんとなく目も合わせず、そっけない返事しかして来なくって、
何でだろうなぁって、思ってたの。



そしたらね、夜になって。
彼女…目にいっぱい涙を溜めてたの。

私の顔が見れないって。
一緒に働くの、今日が最後だって思ったら…って。
こんな日が来るなんてって。










彼女には随分厳しく指導し、何度も泣かせたこともあった。

ホントね、正直要領を得ないひとだったのタラー
やってねって言うことは出来ないわ、やめてねってことは何度もするわタラー
こっちの仕事を先にしなきゃならないのに、何でそっちやっちゃうべか?
優先順位がいつも違うよね??ぼけーって、イライラさせられたこと数知れず。

分かってないのに返事して、返事した後で考えたり調べたりする癖。
分からないならその場で分からないと正直に言ってもらわなきゃ、進まないし、二度手間なんだって、何度言ったか。

そんなこんなで、私は怒ってばっかりいたし、
彼女は泣くんだケド、ちゃんと重くは受け止めていない気がして(←同じことの繰り返しだから。)、それにまたイラっとさせられた。

そのひとの向き不向き、キャパってのはあるかも知れないけど、
私ね…仕事ちゃんと出来ないひとは許せないんですよ。





以前、院長に言われたことなんだけど。。。
「hugさんの言うことはいつも正しい。明らかに正しい。
でも、正しいんだけど、正論で逃げ道がない!」ってさぶー

…いやいや!冗談顔だけにしてください!

普通の人間関係なら、当たり障りなくとか、無難に穏便に流すこともしながら、柔軟にお付き合いもしますが、
仕事なんだから、それでお金もらってるんだから、精一杯正しくやろうぜ?
だいたいが、トップがそんな逃げ腰でどうすんのさ?
仕事の繋がりに、逃げ道は必要ありません。
正論上等です。以上!!






って…思って、人生ずーっと突っ走って来たんだけどさ…。

今は…、手抜きするひと、曖昧でうやむやで、責任感のないひと同士、お互いのずるさを何となく擦り合わせながら、都合良く生ぬるくやっていけるのならば、
そして私もそこにぽわんと染まれたならば、
どんなに楽だっただろうなぁと思ったりもします。

でも、もしそんな自分になってたら、きっと私は自分を許せないし、
自分で自分が嫌いになると思うから、
だから私は私の選択をしたのだけどね。







話がずれたけど。

それでも私は彼女が好きだったの。
穏やかで、優しくて、
でも頑固だし芯の強いとこが、良くも悪くも好きだった。
仕事じゃない時の会話は、いつも要領を得てテンポ良く、楽しかった。(その差は何故に?笑)


とある事柄があって分岐点になった時、彼女の底力も見せてもらった気がするし、
今は彼女を尊敬してる。
…相変わらずのトンチンカンさも残しながら、ね(笑)

出会って良かったひとだと思ってる。
おこりんぼの私と、泣き虫の彼女。
でも認め合ったり、支え合ったり、
笑ったり、たくさんの話もできた。
ありがとうって、思う。
彼女も、そう言ってくれた。







彼女もあと2週間で職場を去る。
彼女も、たぶん“自分の真ん中”をゆずれなかったひと。
強いひとだと、思う。

決して、辞めることだけが正しいと言ってる訳ではないの。
残ったひとには、正論以上の事情もあるだろうしね。











だけど。

彼女の進む道も、明るかったら良いなって…心から思う。



これからも、また違うお付き合いをしたいし、していけるひとだと思ってる。












いろんなことがあったなぁって、振り返りたかっただけ。

彼女のしあわせを、ただ祈りたかっただけ。







彼女の涙が、嬉しかっただけ。







そして彼女が今日、…たぶん私を想って買って来てくれた、
私の好きな“こしあん”の大福が、嬉しかっただけ。

その気持ちが嬉しかっただけ。






ただ、それだけ。




ありがとうね。