久々に古民家へ帰ってきた８日に
件の地震があって、驚きました。
外で響く市の放送で知ったのですが
私はまったく揺れを感じなかったので
（スマホの警報もならなかった）
自分の目前の平穏な世界と
PCで見た情報の禍々しい響きが
一致しないという違和感がすごくて、
しばらく気持ちがぐるんぐるんしてました。
でも、せっかくの時間を
そればかりに囚われているのも
もったいないので、できるだけ
心地よいもの美しいものへと
意識を向けて暮らしています。
こういう時こそ、神経系を穏やかに
保つのがめっちゃ大事！
さて、前回のブログの続きです。
4月半ばから謎の体調不良が
ずっと続いていたのですが
最初に自覚したのは
腰の痛みと下腹部あたりの鈍痛でした。
その頃、勉強会の資料を作るため
ずっと机の前に座っていたので
そのせいだろう･･･と思ってましたが
何をしてもなかなかよくならないし
倦怠感が強くて、何もしたくない･･･
そんな状態がずっと続くと
さすがに不安になってきました。
なぜなら、私はこの６～７年の間
１度も健康診断を受けてなかったからです。
本来なら
一番心身の変化の激しいお年頃。
心理を学んでから
心の痛みには丁寧に目を向け
ケアをしていましたが
その分、からだは以前より
元気になって、病院に行くことも
ほとんどなくなっていたので
毎年の健康診断のお知らせも
二拠点生活の忙しさにかまけて
ずっとスルーしてたんです。
今回、体調不良がなかなか回復せず
いつにない腰痛と下腹部痛が続いた時
真っ先に思い出したのはそのことでした。
私は思考が先走る癖があるので
まだ何もわからないうちから
最悪の事態を想像しては
長い間、自分の身体にちゃんと
向き合ってこなかったことを
めちゃくちゃ悔やみました。
そのくせ、すぐには病院に行かず
グズグズしている私を見かねた
看護師で現実主義の長女から
「どっちにしても早く結果が
分かった方がすっきりするから」
と背中を押され、
ようやく胃腸科と婦人科を受診。
うちの母は３８歳の時に
胃癌で亡くなっているので
胃腸系には特に不安がありました。
でも、一通り検査を受けた結果、
どちらの病院でも
特に問題は見つかりませんでした。
ピロリ菌感染もないとわかって
一安心。
一番懸念していたことが解消し
安心したことで、気分的には
少し楽になったような気がしましたが
やっぱり腰痛や倦怠感はなくならない･･･
自分の感覚的には違う気がするけど
「腰痛と言えば整形外科だよな」と思い
整形外科でも検査をしましたが
これといった原因は見つかりませんでした。
最後は内科で血液検査をして
ついでに大腸がん検診も受けたけど
そっちも特に問題なし。
はて･･･？
病院をめぐるたびに
増えるのは胃腸薬や痛み止め
湿布やコルセットばかり･･･
（こっちが欲しいとも言わないのに
いつの間か処方されてる
）
私は根本原因を
知りたいだけなんだけど･･･
いっそ人間ドックなら
身体全体をいっぺんに見てもらえて
原因を見つけてもらえるの？
と思ったけど
会社勤めの弟に聞いたら
「人間ドックも
普通の検診でやるような検査を
同じ病院で一度にやるだけだから
あんまり意味ないかも…」とのこと。
西洋医学の場合、
どこの病院の先生も
「自分の科以外の疾患の可能性」には
まったく言及しないから
結局、自分の身体の不調は
自分で当たりをつけて
病院のはしごをするしかないのか･･･と
何やら虚しい気持ちになったのでした。
その一方で、これを機に
ずっと行きそびれていた
病院に行けて、各種検診も
受けることができたので
気持ちに一区切りついたというか
とりあえずよかったなとも思いました。
とは言え、
問題は何も解決しておらず
相変わらず、体調はものすごく
悪いまま･･･
それなのに
５月のスケジュール帳を見れば
けっこう予定詰め詰めで
本当の意味では
自分の身体とちゃんと向き合って
なかったのだろうと思います。
タイムマシーンがあれば
あの頃の私のそばに行って
「今それしなくてもいいよ。
何もしないで布団敷いて寝とけ～」
と言ってあげたいわ
こんなにも暑い中で
生きてるだけでも大変だもの。
それ以外に何もできないとしても
今日１日をやり過ごすだけで十分なのです
