先週末は毎月恒例の

「ことの葉会」の日でした。

 

 

6月は、参加メンバーの皆さんが

お仕事や田植え(!)やらで忙しく

参加できません…汗という方が

多かったので

 

心理勉強会はお休みして

 

番外編として

「草木染め体験」をすることに。

 

 

 

私は草木染めを正式に学んだことは

ないのですが

 

もう20年ほど前に

雑誌の特集を見て興味をもち

 

やってみたらすごく楽しくて

すっかりハマってしまったんです口笛

 

 

以来、独学であれこれ試し

気が向いた時にちょこちょこと

いろんな材料で染めて楽しんでいます。

 

 

 

草木染めって

工程が複雑でむずかしそう…とか

広い工房がないとムリじゃないの…

などと思われがちですが

 

けっしてそんなことはなく。

 

 

実はおうちの台所でも

簡単にできるんですよ!

 

それこそ

お料理するくらいの気軽さで飛び出すハート

 

 

今回のワークショップで私が

一番伝えたかったのはまさにそこでした。

 

 

なので、

ワークショップのタイトルは

「台所 de 草木染め」キラキラ

 

 

 

 

この日は静かな雨が降って

ひんやりと涼しく

 

古民家のほの暗さとも相まって

しっとりとしたいい雰囲気。

 

 

参加者はお二人だけでしたが

小さな台所にみんなで立つには

ちょうどいい人数です。

 

 

今回は久々にお弁当持参で

ランチをご一緒するところから。

 

ふたりの手作り弁当の美味しそうなこと!

「いいな~」と言ったら

スーパーで購入した私のおにぎり弁当と

交換してくれましたチュー

 

 

 

ご飯を食べ終わってから

いよいよ草木染め体験へ。

 

まずはじめに

 

どんな模様をつけたいか

仕上がりを想像しながら…

 

ビー玉や輪ゴムを使って

布に模様をつけるための作業です。

 

 

 

その後、台所へ移動して

染めの作業開始。

 

 

まずは

最もポピュラーな玉ねぎの皮を使い

草木染めの基本的な流れを

体験してもらいました。

 

 

 

できあがりはこんな感じ!

 

 

じゃーん!

 

 

 

玉ねぎの皮は鮮やかな黄色(山吹色)

に染まります。

 

 

裏のデッキに麻ひもを渡して

染め上った布を干してみたら

雨の日の緑になんとも映えること!

 

 

ちなみに・・・

 

今回のワークショップのサブタイトルは

「”幸福の黄色いハンカチ”をつくろう!」ですチュー

 

 

 

私の高倉健さんは帰ってきてくれるでしょうか(笑)。

 

 

と言いつつ

この映画は見たことなかったので

今更ながらHuruで見始めました。

 

まだ途中なので

クライマックスのシーンには

たどり着いてません(笑)。

 

 

そのあと、コーヒー染めや

赤ワイン染めにもチャレンジ。

 

 

コーヒーや紅茶、ワインなど

口に合わなかったものや

古くなったものでも使えるところが

いいんですよねウインク

 

 

そして、梅雨の季節にぴったりの

あじさい色にも!

 

 

ナスやぶどうの皮など

アントシアニンを含むものなら

なんでも紫色が出ます。

(今回はブルーベリーで染めました)

 

 

お酢を入れて酸性にすると

少しピンク色っぽくなりました。

 

土壌のPHによって色が変わる

あじさいの花とおんなじですねあじさい

 

 

材料だけでなく、染めの時間や

模様のつけ方、媒染方法などで

仕上がりが変わり

 

つくった人の個性が発揮されるのが

草木染めの楽しいところです!

 

 

この日は染め上った作品を

眺めながらのおやつ時間。

 

参加者のおひとりが持ってきてくださる

手作りのお菓子がほんとに美しくておいしい飛び出すハート

まるでカフェみたいですコーヒースイーツ

 

 

丸いちゃぶ台をかこんで

あじさい色の優しい時間が流れ

 

気づくとあたりは薄暗くなっていました。

(なんと6時半過ぎあせる

 

 

 

手仕事をしながらの対話は

心を緩ませるのか

 

この日はいつも以上に

お話も弾みました照れ

 

 

 

昔の女性たちは

こんなふうに

 

梅仕事や味噌づくり

刺繍や繕い物などの

手仕事を共にしながら

いろんな話をして

 

日々のあれこれを

みんなで分かち合い

 

今の私たちよりも

つらいことが多かったであろう

毎日の暮らしを

乗り越えてきたのでしょうね。