昨日(5月1日)は

「ことの葉」の誕生日とともに

長女の誕生日でもありまして。

 

 

ちょうど仕事が休みだというので

古民家に招くことにしました。

 

 

昨年秋に結婚した娘の夫くんは

穏やかな植物男子で

とても優しい人なのですが

 

誕生日やクリスマスなどの

イベントごとには全く興味がないようで

 

プレゼントはおろか、

お食事に連れていくとか

ケーキや花を買ってくるとか…

 

女子たちが期待するようなことを

こっそり黙って用意して、

相手を楽しませようという発想は

これっぽっちもないようなのですタラー

 

 

逆に娘の方は

人を喜ばせることが大好きで

細やかにいろいろなことをやる分、

自分も人からそうしてもらいたいと

内心すごく期待している(笑)。

 

 

そもそも人間って

自分が相手にしてもらいたいことを

無意識にやってると言いますからね。

 

 

ところが

娘の夫くんは初めから

「365日=普通の日」

というスタンスらしく

 

イベントごとや”特別な日”を

一緒に楽しみたい、

相手を喜ばせたいという

気持ちはまったくないようで…びっくり

 

 

男性でも、細やかな心遣いで

相手を喜ばせることが得意な人も

いますけど

 

娘の夫くんの辞書には

そもそもそういう概念自体が

載ってないみたいですアセアセ

 

 

じゃあ、愛情がないのかと言えば

そんなことはなくて

娘のことが大好きではあるらしいニヤリ

 

 

う~ん。これはもう

愛情表現や大切なポイントが違う…

としか言いようがないですよね。

 

 

娘もたびたび自分の気持ちを伝え

時にはケンカもしてきたけど

彼は変わる気配がないのだとか。

 

 

娘は腹立ちを通り越して

もはやあきらめの境地に…笑い泣き

 

と言いつつ、やっぱり

モヤモヤは続いているようです。

 

 

 

長女が幼い頃は、私自身

まだ自分の傷に囚われていて

心の視野が狭かったし

 

最初の子どもということもあって

子育てに余裕もなく

 

赤ちゃんだった娘を

ちゃんと見つめて

満足な愛情をかけていたかも

正直、自信がなくて…

 

 

長女は次女に比べると

「人から気にかけて欲しい」

「かまってほしい…」という気持ちが

強いように見えて気がかりでした。

 

 

心理学的にいえば

「不安型の愛着スタイル」

が垣間見えるという感じ。

 

 

そういう娘の結婚相手が

娘が望むような

「わかりやすい愛情表現」を

しない人だったというのは

何とも皮肉なもので…

 

何かそこに

娘が自分で超えないといけない

”課題”があるように思えるのです。

 

 

ちなみに、心理学的観点で見ると

結婚相手や縁の深い恋愛相手って

自分の課題を浮き彫りにする人

であることがとっても多いですね。

 

 

 

話は大きくそれましたが

 

お誕生日だというのに

結婚1年目のダンナさんから

何も祝ってもらえないらしい娘が

ちょっと不憫になり

 

せめて私が楽しい時間を

プレゼントしようと思い

この日、古民家に誘いました。

 

 

朝から心地いい晴天だったので

お弁当をもってピクニックに行くことに。

 

 

とはいえ、

買い物に行く時間がなかったので

家にあった材料だけで作った

ごくごく普通のお弁当です。

 

 

 

行き先は古民家から車で5分ほどの

大きな川の横にある芝生の広場です。

(前日にロケハンしてここに決めた!)

 

ほんと、ここは穴場というか

いつもだれもいません。

(東郷町はどこも人が少ない)

 

 

川が見えるところにシートを敷き

キャンプ用のミニチェアとテーブルを

置いたら…

 

 

ちょうどテーブルの上に

木漏れ日が落ちて、いい感じ。

 

 

大きなおにぎり、だし巻き卵

ポテサラ、ウインナーなどなど

定番のお弁当ですが

 

 

久しぶりに野外で食べたら

ほんとに美味しくておねがい飛び出すハート

 

 

娘も満面の笑みで完食!

 

 

新緑も木漏れ日も

優しい5月の風や川の水音も

ぜんぶが心地よく

 

さっきまでダンナさんのことを

愚痴っていた娘も

 

「なんかもうどうでもよくなったわ(笑)

自分の機嫌は自分でとらなきゃね照れ

 

とご満悦。

 

 

「え??自分でとってないじゃん。

ご機嫌とったの私だよ(笑)」

 

と心の中で突っ込みながら

黙ってほほ笑んでいた優しい母口笛

 

 

 

その後、山深くの川まで車を走らせ

マイナスイオンをたっぷり浴びながら

新緑に染まった川べりを散策し

 

 

いつもの近所の神社で

ことの葉と娘の誕生日への

感謝を伝えてきました。

 

 

最後にケーキを買って帰り

古民家でコーヒータイム。

 

 

娘はずっと笑顔で

終始、うれしそうだったことが

私の心もあたためてくれましたバースデーケーキ