昨日の夕方

約1週間ぶりに古民家に

帰ってきました。

 

自宅はもちろん、古民家に対しても

「行く」ではなく、「帰る」

という感覚になるのが

二拠点居住のおもしろいところです。

 

 

 

この時期の自然界の変化は

ものすごいスピードでして

 

わずか1週間で風景はすっかり

変わっていました。

 

 

木々の新芽や草が

ぐんぐん大きくなっていて

どこもかしこも

緑と黄緑に覆われて

 

とにかく

みどりマシマシ

 

 

古民家のシンボルツリー(?)の

もみじも一気に大きくなっていました。

 

 

入り口に植えたコデマリが

真っ白な花をたくさん咲かせています。

 

 

ここに来た最初の年に

ホームセンターで買ってきた

小さな鉢植えがどんどん大きくなって

 

毎年、春には律義に

可憐な花を咲かせてくれるのがうれしい。

 

 

雲ひとつない空に夕焼けが広がって

とてもきれいだったので

 

荷物を置くのもそこそこに

散歩に出かけることにしました。

 

 

風ひとつない静かな夕暮れ時。

 

 

暮れかけた空の水色と

田んぼを埋めるやわらかな緑色。

 

 

用水路の水は澄みわたって

サラサラと流れていきます。

 

 

水辺に咲くレンゲソウはかわいらしく。

 

 

草っぱらに咲くレンゲソウは

どこかなつかしく。

 

子どもの頃に家族で過ごした

のどかな町の風景を思い出しました。

 

 

ピカピカつやつやの

花びらを持つキンポウゲも。

 

 

 

さて、前回のブログで

頭が空っぽ」と書きましたが

 

今思えば

あの頃は本当に疲れきっていて

 

思考も感情も感覚も

すべてが麻痺していたのだと

思います。

 

 

実は前回のブログは

何日もパソコンに向かい

 

考えては書き、

書いては消し…をくり返して

ようやく絞り出したものでした。

 

 

言葉は出てこないし

考えが全然まとまらないショボーン汗

 

 

「言葉」を扱うのが仕事なのに

これほどまでに言葉が

出てこなくなるなんて

 

私、もうダメだ…と思いました。

 

 

仕事はもちろんのこと

散歩に行って

美しい風景を見て何も感じなくて。

 

 

すべてがつまらなくて

どうでもよくなりました。

 

 

 

そんなこんなで

いつの間にか過ぎた3月でしたが

 

先週ようやく

ライターの仕事が一段落し

 

気になっていた

雑用や家の片づけをすませて

 

古民家に帰ってきたのが昨日。

 

 

 

散歩をしながら気づいたのは

 

「あれ?

私また感じられるようになった?」

 

ってことでした。

 

 

自分が今感じていることや

考えていることが面白くて

それを表現してみたいとも思いました。

 

 

 

よかった。

 

どこかに行っちゃってた

わたしの「中身」が戻ってきた。

 

 

 

おかえり、わたしおねがい飛び出すハート

 

 

 

 

それにしても…

 

この時期は

毎年同じようなこと

書いている気がするタラー

 

 

これってきっと

私の生き方に無理やひずみが

あるからだと思うんです。

 

 

そこから目を逸らして

このまま生きていくのは

やっぱり違うと思うから

 

どこかでちゃんと

向き合わなくちゃいけませんね。