立春を過ぎて寒さが戻る日を「寒の戻り」といいます。
またこの「寒の戻り」を「花冷え」とも。
桜のころは空は青く桜は咲き誇っているのに
風が強い。
ともすれば身体が芯まで冷える。
そんな日もあります。
「桜」は、春を告げる「さ」の神様の依り代
寒い季節は山にこもっていた「さ」神様は
春になると坂(さか)を下り里(さと)に
降りてこられる。
お花見は神様の依り代である桜を囲む
神事である。
という民間伝承があります。
また、田植えが始まる頃は
「さぶらき」「さぶらい」という名称の
田植え前の神事が行われる地域もあります。
ここでも「さ」神様の登場です。
私たちの生活の中には
こうした伝承が息づいています。
「ことだまレッスン」では、そういった
日本人の精神のお話をしていますよ。
ことだまレッスン、5月半ばから新規レッスンを予定しています。
予定日程が決まりましたら、ブログでご案内いたします。