ご存じでしたか?
「日本に誕生日を祝う習慣は無かった」ということを。
あまりにもあたりまえにお誕生日を祝い
「今年はどのケーキがいいかな」
「プレゼントは?」って
楽しみにする誕生日(もっとも年をとるごとに
誕生日の捉え方様々ですが)
その習慣が日本にはもともとなかったんですよね。
何故?
それは聞いたことはあると思いますが「数え年」という
年齢の数え方がありまして、お正月には生まれた日に
関わらず、一斉に年を取るとしてきたからなんです。
こどものお祝いなら七五三がありましたからね。
日本で最初に誕生日を祝ったのは織田信長だそうです。
理由はキリストの生誕を祝うなら自分も!みたいなことで
織田信長らしいというか、そんなことだとか。
一般には昭和に入ってから、わりとあたらしいですね。
誕生日を否定するわけではありませんよ。
ただ、そういう習慣だったことを豆知識として
お伝えしたまでです。
では日本は何を大切にしてきたのかわかりますか?
それは命日
故人をしのび、その人との縁を思う日。
亡くなった日と同月同日は祥月命日
各月の同日は月命日と呼ぶことは
ご存じでしょう。
私個人のことですが、昨日は母の三回忌法要でした。
実際の命日よりは少し早めですが、その日は
静かに母の好物でも用意して偲ぶ日とします。
人と人をむすぶ縁、大事にしたいですね。