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今日、憲法記念日。
所属している青麗俳句会の冊子「青麗」2026.5月号、青華集の欄で八句発表させていただいた。
この原稿締切は三月で、当時はあの選挙結果に暗澹たる気持ちになり、先行きが案じられてならなかったが、憲法を守ることが今後ますます大切になると思っていた。
それから2か月の間、世界はさらに酷い状態になった。
でも、やはり憲法を守ることが大事だということは変わらない。
相方は朝からプラカードを作っている。
庭の緑が眩しい、憲法記念日。
*同内容の記事をブログ「言の葉つむぎ」にも投稿しています。
2026年の4月が終わろうとしています。
「戦争は遠くで決まり近くで死ぬ」この一句から始まった四月。
2166〜2195句を言上げしました。
戦争はいったん始まると終わりがみえない。
新しい戦い方など、ない。
人と人は戦わない。争わない。
4/1 戦争は遠くで決まり近くで死ぬ 鶴彬
4/2 花冷や簞笥の底の男帯 鈴木真砂女
4/3 だまつてあそぶ鳥の一羽が花なのか 種田山頭火
4/4 花満ちて餡がころりと抜け落ちぬ 波多野爽波
4/5 散りぞめの花散りはての花吹雪 後藤夜半
4/6 惜しみても惜しみても散る桜かな 武原はん
4/7 散る花をとゞむすべなき雨悲し 高木晴子
4/8 わらべらに天かゞやきて花祭 飯田蛇笏
4/9 病にも色あらば黄や春の風邪 高浜虚子
4/10 春眠のわが身をくぐる浪の音 山口誓子
4/11 吾が吹いてしやぼんの善玉悪玉とぶ 鷹羽狩行
4/12 朝寝して犬に鳴かるる幾たびも 臼田亜浪
4/13 燕のゆるく飛び居る何の意ぞ 高浜虚子
4/14 しやぼん玉独りが好きな子なりけり 成瀬櫻桃子
4/15 ふと鳴いて白昼やさし野の蛙 大野林火
4/16 ルービツクキユーブ机上に春深し 山口青邨
4/17 藤垂れて病室まぎれなくにほふ 飯田龍太
4/18 ゆつくりと時計のうてる柳かな 久保田万太郎
4/19 亀鳴くや独りとなれば意地も抜け 鈴木真砂女
4/20 わが病ひわが癒やし春闌けむとす 岡本眸
4/21 うつしゑの眼とじつと逢ふ春深し 富安風生
4/22 濃山吹俄かに天のくらき時 川端茅舎
4/23 卒然と風湧き出でし柳かな 松本たかし
4/24 遠蛙ひとりで生くる齢なる 中村草田男
4/25 てのひらに蜂を歩ませ歓喜仏 三橋鷹女
4/26 街角の風を売るなり風車 三好達治
4/27 つくつくと茶を摘む音のしてゐたり 山口青邨
4/28 廻らぬは魂ぬけし風車 高浜虚子
4/29 こころ澄む日のまれにして春の蟬 桂信子
4/30 行く春を近江の人と惜しみけり 松尾芭蕉
この四月、鶴岡八幡宮に静の舞を見に行った時の一枚。
源氏を祀る白幡神社。
五月は、大切な舞踊会がある。
平和な世の中ということはの草の根を大事にすること、それは俳句をやることと密接にかかわっていると述べた金子兜太氏。
その草の根のいったんとして自分も俳句とかかわっていたいと思ってきた。
今回、なにとはなしに続けてきた日本舞踊も、実は草の根のひとつだったのではないかと思っている。
芸の力で時の政権に抵抗した静御前の舞、「賤の苧環(しずのおだまき)」。
鶴見和子氏が「日本における非暴力抵抗の最初の手本」と評したこの踊りを、一門の舞踊会で踊ります。




















