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2026年8月1日(土)2288句
【季語】八月/秋
礁(いくり)打つ浪に八月傷むかな
*礁…隠れ岩、海中の岩、岩礁。
秋元不死男(あきもと・ふじお)
1901〜1977年。俳人。
昨年の8月1日の句→蟬鳴くな
例年より梅雨明けが遅く、そこまではなんとか耐えられていた暑さが、一気に噴き出してきたような七月でした。
やはり猛暑・酷暑の日本。
そんな中で熊本地震が起きてしまい、やるせない気持ちばかりがつのります。
命を救うために何ができるか、支援を考えたいと思います。
今月は、2257~2287句を言上げしました。
日付をクリックすると該当の俳句が聞けます。
7/1 物一つ置かぬ円卓七月ヘ 村越化石
7/2 乳色の空気の中の月見草 高浜虚子
7/3 つぎつぎに雨を讃へて蓮開く 髙田正子
7/4 夏の月いま上りたるばかりかな 久保田万太郎
7/5 大蟻の雨をはじきて黒びかり 星野立子
7/6 うやむやになる蚰蝓の出たことも 今井豊
7/7 七夕の夜空の深さ仰ぎけり 稲畑汀子
7/8 すずしさの極みさみしさの極みと 黒田杏子
7/9 道問へば路地に裸子充満す 加藤楸邨
7/10 日を吸ふや疲れ濃き日の蜥蜴出て 藤田湘子
7/11 縛されて念力光る兜虫 秋元不死男
7/12 夏川の水美しく物捨つる 高浜虚子
7/13 たましひの遊びだすまで滝の前 髙田正子
7/14 蛇いでゝすぐに女人に会ひにけり 橋本多佳子
7/15 凌霄花や問ふべくもなき門つゞき 中村汀女
7/16 噴水にもたるるところなかりけり 中岡毅雄
7/17 夜の雷身辺に師の封書おく 桂信子
7/18 花火上るどこか何かに応へゐて 細見綾子
7/19 兜虫漆黒なり吾汗ばめる 石田波郷
7/20 臥して見る青芝海がもりあがる 加藤楸邨
7/21 鳴神を心搖ぎて聴くもよし 相生垣瓜人
7/22 白地きて夕ぐれの香の来てをりぬ 森澄雄
7/23 遠くまで海揺れてゐる大暑かな 飯田龍太
7/24 蛇逃げて我を見し眼の草に残る 高浜虚子
7/25 女ざかりといふ語かなしや油蟬 桂信子
7/26 土用鰻店ぢゆう水を流しをり 阿波野青畝
7/27 夕顔ひらく女はそそのかされ易く 竹下しづの女
7/28 蟬しぐれ森深く海入りこめる 大野林火
7/29 雨浸みて巌の如き大夏木 高浜虚子
7/30 長濤を以て音なし夏の海 三橋敏雄
7/31 青空と一つ色なり汗拭ひ 小林一茶
酷暑の夏。
八月が来る。
今年は夏籠りしながら、じっくりと八月を過ごしてみようと思う。



















