精神を病むということ | 白杖を振り回したい衝動

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網膜色素変性症という病気の中で、白杖と共に生きる日々のこと。

精神を病むことについて


あまりにも軽々しく扱われているように感じています。個人的な見解ですが、書きます。

心と体は一つの有機体のようになっています。ですから、心を病むと体もおかしくなります。

心が病み始めると、ちょっと気になる程度の体の痛みや疲れ、だるさなんかが始まります。基本的に「耐えられる程度のストレスが蓄積する」ことによって心の病になること多いのです。この「耐えられる程度のストレス」がリミットを超え始めると、体にダメージが出始めます。そして、だんだんと強い自覚症状へと変化します。で、ある時、心も体も耐えられなくなって心の病気になってしまいます。

一度、心を病むと、回復までに相当な時間がかかります。丸々の休みを半年とったとしても十分ではないと思います。よほどうまいこと心理療法がはまらないと、何度でも繰り返してしまいます。あるいは、薬が手放せなくなってしまうこともあります。

心を病んでも経済的な支援があるわけではなく、回復後の仕事の保証もありません。そんな中で回復を図るわけですから、なかなか元に戻りません。

さらにいうなら、家庭はどうなるのか、親の介護は、税金は、保険は

一度、心の病になってしまうと、全てを失うリスクが待っています。

心の病というのは大変恐ろしいのです。

心の病を防ぐには、日々、ストレスを発散するといいと思います。

腸をキレイにする、瞑想する、運動する、美しいものを見たり聞いたりする、十分に寝る、言葉を糺す

動的静的な発散を通して、予防してくださいね。


ストレスは成長に欠かせないものである反面、自らを傷つける刃にもなってしまいます。病気になるくらいなら仕事やめてもいいと思います。逃げてもいいと思います。元気な心身あればこそ再戦の機会もあるわけです。


どうか自分の心と体を大切にしてください。


ということで、

始業ギリギリにきて、終業で速攻帰ろう!!


みんな、がんばれ!!