望む土地を見つけるなら、とことん足で探せと言われてもやはり情報不足には苛まれました。

本でよく見る「運命的な出会いですぐ見つかりました。」なんて人が羨ましかった。

思うエリアをグルグルまわって、ここいいなと思っても売地になっている場合はほぼない。止むを得ず、行き詰まり数回不動産屋を訪ねましたが、ほぼ門前払い。もしくはこちらが願い下げ。自分たちが区画整理した物件しか紹介されることはなく。まあ当たり前ですが。

ドライブがてら比良エリア自体は好きだったので、何度か足を運び、その際にネットの売地を探して見に行ってはがっかりして帰るルーティン。その度妻とも気まずい時間が流れました。

そんなこんな。幾度目か。

ふと車で、探しているところ売地ではなく、

「大津市管理地」

という立て看板を目にしました。

ここいいなあ。

なんか土地探しで初めてテンションが上がりました。

自分たちが今まで見てきた土地の中で一番条件が近い。かなり理想に近い。

早速大津市に問い合わせをしてみました。

結果。

管理地は売却予定ではあるが期日に入札制度で売却先を決める。その期日は半年先であるとのこと。

当時(4年前)は1680万の公募価格。安いけど。半分でいい。分割はしてもらえないのかとよく聞かれるがそれは無理だそう。

問い合わせは多数あり、購入したい方は多いけれどやはり広すぎることがネックで皆さん迷っているのだとか。

そうか、そうだよな。

まあ頭の片隅においておこう。とあれこれまた探しながらの半年を待つことにしました。