こんにちは

 

この本は、私が本を貸す代わりに「これ貸してあげる」と母から渡された本です。

 

原田ひ香さん。もちろん名前は存じていましたが読むのは初めてでした。

そして何かと考えさせられるような内容でした

 

この本を読んで自分の今の環境や、金銭面での問題、過去の私のお金事情なども踏まえて今回はお話してみようと思います。

 

 

 TODAY'S
 
 三千円の使いかた 


あらすじ

 就職して理想の一人暮らしをはじめた美帆(貯金三十万円)。結婚前は証券会社勤務だった姉・真帆(貯金六百万円)。習い事に熱心で向上心の高い母・智子(貯金百万円弱)。そして一千万円を貯めた祖母・琴子。御厨家の女性たちは人生の節目とピンチを乗り越えるため、お金をどう貯めて、どう使うのか

 

 

 



三千円という金額

 

貴方は三千円あったら何に使いますか?

 

三千円の使い方で人生が決まると言う祖母の琴子今、この言葉がずっしりと私の心にのしかかる

 

同じ家族でも姉妹で三千円の使い方がまるで違う

これは、まさに私と私の姉で心が痛んだ。

 

小学生の頃、お小遣い500円もらうたびにその金額とその重さに嬉しくなった。

母の「2割を計算して貯金しなさい」という言葉は返事だけして実際は全て使い切った。その使い道の八割はお菓子だ。まだ小学生だから、そうとも言えるが中学生になってお小遣いが1000円になってもそれは変わらなかった。

 

親戚が多く、お年玉は周りの何倍もの金額をもらっていただろう。

今残っていてもおかしくない額だ。それも何に使われたのか記憶にない。

 

高校生になってお小遣いが5000円になった。

「2割貯金しなさい」はもう頭の片隅にもなくて、新しい友達と環境に舞い上がって月末にはもうお金はなかった。

 

ただそれより問題なのは「お金を使いすぎている」という自覚が全くなかった。

あんなに沢山あったお年玉はどこに消えたのか、お小遣いはどこに消えたのか、

大人になってそのことに初めて疑問に思った。



 

姉のお金の使いかた

 

私の姉はお金のことで嘆いているのを見たことがない。

突然五万円以上するフィギュアを買ってきたり、頻繁に映画を見に行ったり。

趣味にとことん費やしているように見えるのになぜ姉は困らないのか、母に聞いたことがある。

母の答えはこうだ。

 

「お金を使うところと使わないところがはっきりしているのよ」

 

そこで私は姉に聞いてみた。

どうしてお金に困らないの?と

 

そうしたら母の言う通りで、好きなものにお金を惜しみなく使うためにそうじゃないところでは10円でも20円でも我慢してるんだよ、と。

 

姉はコンビニでおにぎりを買うとなった時、一番安いものを買うと言う。

多少時間がかかっても、少しでも安い電車を選んで行き来する。

飲み物を買いたい時は、自販機でもコンビニでもなくスーパーに行く。

 

姉とショッピングモールに行くと、姉はものすごく考える。

一度見ただけでは絶対に買わない。実際に見て、ネットで他のお店の同じようなものを見て何週間か待って、それでも欲しかったら買いに行って。

 

姉は言う。

「お金は一気に貯まるんじゃない。私だって最初からお金があったわけじゃないんだよ。でも少しずつ我慢できることはして少しずつ少しずつ貯めていけば必ずお金は貯まるんだよ」

 

リアルなお金の問題

 

この本では、実際に起こりうるきっと今でも誰かのmに起きてあろう問題がフィクションとして描かれている。

 

貯金はないけど一人暮らしをする次女

結婚し子供がいる専業主婦の長女

子供たちが家を出て行き夫と二人で暮らすようになった矢先に病にかかる母

老後の暮らしを考え不安になる祖母

そしてまた、結婚を考える相手に借金があることを聞かされた次女

 

どこに言ってもお金はつきまとうもので、リアルに私もぶつかっている壁である。

自分の人生でのお金の使い方全てを後悔している。

 

なぜもっと大事に使わなかったのだろう、と。

本当は今ぶつかっている壁について全て話してしまいたい気持ちもあるけれど

長くなりそうなので今日はやめておこう。

気が向けばまた吐き出させてもらおうと思う。

 

人生は選択の連続

 

お金を使う時、必ず私にも選択肢はあったはずだ。

それをきっと私は無駄にしてきたのだと思う。

 

今しか考えない選択をしてきた私と

これからを考えた選択をした姉。

 

どこで間違えたのだろうと思うけどきっと最初から間違えていた。

 

しかし、今ぶつかっている壁はそれ以上のもので過去を悔いている暇もない。

これから考えなければいけないことは沢山ある。

 

安定した未来なんて誰も保証してくれない。

 

自分で考えるしかないのだ、お金の使い方を。

 

自分で変えていくしかないのだ、三千円の使いかたを。

 

最後に

 

お金や節約は、人が幸せになるためのもの。それが目的になったらいけない。

 

祖母・琴子の言葉。

この言葉は今でも私の心を重くするぐらいには、わかっているつもりだけれど、もっとちゃんと理解できるように自分に課せられた課題と問題とこれからの人生に向き合っていこうと思います。

 

貴方は、三千円を何に使いますか?


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ではまた。