小さい頃からとても人見知りで
家族以外の前で笑うことが
なかった幼少期。
小学校に入ると、
成長と共に自分の壁が大きくなり、
先生とも話すことなく、
友達も数人はいましたが口数少なく、
あまり遊ぶこともなく。
中学生になって、
一年生の二学期から不登校になり
家でも引きこもるようになりました。
でも、
私はそんな娘をそのまま
受け入れようと思い、
娘の回復を見守りました。
学校も転校したりしましたが、
やはり学校には行けず、
心の相談室の先生と私は毎週火曜日、
二年間面談をさせて頂き、
担任の先生と心の相談室の先生と
区の教育センターの先生と、
近況報告、相談、対策など
お話しをさせて頂きました。
高校は不登校の子も
受け入れてくれる、
私立の高校に進学。
そこで週に一度だけの
コースにしてもらい、
少しずつ学校の中に
入れるようになりました。
彼女の
心を大きく開くきっかけになったのは、
オーストラリアの短期留学でした。
そこから、
娘の心に変化が現れてきました。
少しずつ外に出始め
バイトもしないと海外に行けないと。
学校よりも勉強よりも、
私は大切なことを
娘が気づき始めたことに、
感動の渦でした。
そして、大学にも進学し、
電車にも1人で乗れるようになり。
授業を教室で受けられるようになりました。
ぼっちだって娘は言いますが、
大人になって本当の友達って、
どのぐらいいるのかな。
私はむしろ今、ぼっちに近いです。
でも、色々なことに気づき、
自分を見つめ直し、
友達がいなくても寂しいと
思うことはありません。
51歳という年齢だから、
そう思うのかな。。
本当に、
娘と共にたくさんの経験を
する事ができました。
そして、気づきと学び。
今、こうして
YouTubeや電子書籍の出版まで
できるようになり、
本当に本人の自分の
回復力だなぁと思います。
自分と沢山向き合って、
沢山傷ついたり悲しんだ。
寂しいときも沢山過ごした。
だからこそ、今があるのだなぁ
と思います。