【軽度知的+発達障害】見極める力を養う。 | 発達特性を持つ子どもが人生を生き抜く力を伸ばす子育て

発達特性を持つ子どもが人生を生き抜く力を伸ばす子育て

3人の子どもを育てながら精神科看護師のお仕事を24年。
散々試行錯誤してきた上2人の子育て経験を活かして、
支援級(知的クラス)に通う息子の子育てに奔走中。

お元気様です♪

MIWA です。



私の息子は2歳の時に

腸重積にかかりました。


普段嘔吐をしない息子が

吐く。泣き叫ぶ。


家にあった吐きどめを飲ませても

嘔吐がとまらない。


これはいつもと様子が違うと思い

小児救急電話相談に電話をしました。


その日の救急病院を教えてもらい

受診すると

医師は息子を見ただけで

触診などは一切せず

吐き気止めだけを処方して

「何かあればまたきてください。」

と言い私と息子を帰宅させました。


帰宅後やはり嘔吐が続き、

時折激しく泣く息子。


やはりもう一度受診をと思いましたが、

その日は祝日。

かかりつけのお医者さんはお休み。


しかし最初に行った病院にはどうしても行く気がしませんでした。


そこで別の大きな病院へ電話をして

受診をすることに。


2人のおそらく研修医の先生が

一生懸命息子の診察をしてくれました。


しかし2人にも何が起きているかわからない。


とりあえず点滴をして

帰宅しようかとなった時

「先生がもう一度お腹を診せてほしい。」

とオムツを開けた時

オムツに赤いものがついていることに私が気づきました。

「どうしましたか?」と聞かれて

「オムツがちょっと」というと

先生も確認してくれて

小児科の自宅待機の先生に連絡をとってくれました。


その後すぐに自宅待機の先生が来てくださり、

「腸重積」と判明。

ベテラン小児科医の先生に処置をしていただき

本当に驚くくらいにケロッとして

翌日には退院しました。


では私は研修医の方に不満を持ったか?

未熟な技術に憤ったか?


全くそんなことはありません。


わからないながらに

一生懸命息子に向き合ってくれた2人の研修医の先生。


きっと今とても素敵な医師になられていることでしょう。


医療には限界があります。


技術の差があることも理解しています。


その中でやはりどれだけ真摯患者さんと向き合える人であるか。


医療に携わる人にとってとても大切なことだと思う。


動画で薬の話されていますが、

精神科に行けば全て薬づけにされるわけではありません。


私が息子を診察していただいている先生は

漢方薬であっても

安易には出されません。

2年以上通院していますが

お薬を処方されたことは一度もありません。


私が勤めるクリニックでも

薬は処方されていないけど

先生とお話しするために通われている方も

たくさんおられます。


本当にしんどい時に

ある情報だけを握りしめて

選択肢として削除することはやめてほしい。


しかし、

どこでもそうだと思いますが、

医療関係者も千差万別。


自分の目でしっかり見極める力を

養って、

本当に必要なものを自分の中に取り入れて

ほしいと思います。


いつも心に太陽を

最後まで読んでくれてありがとう


MIWA