【軽度知的+発達障害】僕だって…。 | 発達特性を持つ子どもが人生を生き抜く力を伸ばす子育て

発達特性を持つ子どもが人生を生き抜く力を伸ばす子育て

3人の子どもを育てながら精神科看護師のお仕事を24年。
散々試行錯誤してきた上2人の子育て経験を活かして、
支援級(知的クラス)に通う息子の子育てに奔走中。

お元気様です♪

MIWA です。


最近失くし物・忘れ物が多い息子。

ここ1週間で

失くし物が

名札。

帽子。

歯磨き粉。

鉛筆2本。

サインペン2本。


忘れ物が

水筒。


そして昨日は歯ブラシが行方不明。


さすがにもう少しきちんと物の管理をしてくれと

息子に注意をしました。


息子が寝てから

娘たちと洗濯物干しをしていると

次女が突然驚いた様子で

「なんじゃこれ!」

と大きな声で言いました。


洗濯物を見てみると

なんと歯ブラシが💦


どうやら私が給食袋から歯ブラシを取り出すのを

忘れてそのまま洗濯機に入れてしまっていた様。


ついさっき息子に注意をした手前

なんとな〜く気まずい雰囲気が

私と娘たちとの間に流れます。


そんな雰囲気の中長女が

「子育てで1番心が痛む瞬間やな。」とぽつり。


実はその前の日にも

漢字の書き順で間違ってると指摘したら

なんと息子の方が正しくて

「僕だって間違ってない時あるで。」

と言われたところだったので

母としてはさらに気まずい状況。


でもね。

こういう時は潔く謝ることが1番です!


朝起きてきた息子に

「歯ブラシあったよ!」

というとすかさず

「どこにあったん?」と聞かれて、

「洗濯機の中。ママが給食袋から出すの忘れててん。ごめんね。」と謝ると

「そうなん?よかったな。」

とあっさりした返事。


息子はこういう時本当に

人を攻めないんですよね。


漢字の時もそうですが、

いつも自分主体で物事をとらえて

人を悪く言わない。


知能は人より低いかもしれないけど、

人としての器は誰よりも大きい。


息子といると

自分の器の小ささにがっかりします。


そして人の器の大小は

決して知能に比例しない。


人を知能の高低だけで判断してはいけないと

教えられてる気がします。


息子は学校でもお友達から

色々言われることもあるようですが

「いつも自分が間違っているわけではない」

とそう思える息子はきっと物事を俯瞰して観る力を

持っているのだろうなと思います。


その力があれば、

不必要に自分を責める必要がなくなります。


それは息子の自尊感情を高く保つことに

一役かってくれていることでしょう。


どんな時も人を責めない息子だから

どんな人にも大切に扱われているのかもしれませんね。


私も息子を見習って

人を責めないように日々精進しようと思います。


いつも心に太陽を

最後まで読んでくれてありがとう


MIWA