今の時期は紫陽花の花がところどころ咲いていて、
梅雨空の中でも雨上がりに紫陽花の花が美しく映えています。
都立高校の箏曲部指導も5月から始まりましたが、
入り口にもきれいな紫陽花が咲いていて、
毎年この時期が楽しみでもあります。
 
先日、梅雨の晴れ間に歌舞伎座へ。
六月大歌舞伎『夏祭浪花鑑』『巷談宵宮雨』を観劇いたしました。
真夏の暑さと、心理的にぞっとするような描写に
いち早く夏の盛りを感じました。
雨も止んでせっかくなので着物で観劇。
演奏の衣装としては少しばかり色味が抑えめゆえ、
出番がすくなく、
また着る時期も短い「紗合わせ」の着物。
紗合わせは着る時期も6月9月という説や6月上旬一週間とか
色々とあるようですが、
あまり考えずに紗+紗の紗合わせの着物に、紗の羽織を着てみました。