2024年7月17日(水)
先週末、nagiちゃんのセッションだった
自分が壊れたという体感を感じてから
それがシフトだと知ってから
傷ついた自分の心を治す期間を過ごしながら
自分の過去を振り返っていた
自分の人生の年表
それの一つ一つの出来事に
ポジティブとネガティブを見出し統合するという宿題が出されていた
わたしは父が大学生、母が働く環境で生まれた
そんな両親がわたしを育てられるはずもなく、
父が就職し、弟が生まれて、母が仕事をやめるまで
祖母の家で育てられた
その祖母は下宿屋をしており、一緒に住む叔父叔母も
家で図面を書く仕事をしている
そこにわたしが預けられるということになった
わたしが記憶している幼少期の出来事
それは両親がわたしを週末だけ連れて帰ろうとしたとき
わたしがたまに来るこの二人を親だと思えず
「行きたくない」と駄々をこねた時
父にぱ~んと平手打ちをされた記憶だ
あまりの驚きに時間が止まった気がした
そしておばあちゃんに泣いて抱きついた
自宅に連れて戻されるまでの間、約3年
わたしはどうやって過ごしていたんだろう
おばあちゃんは何人もの下宿生の世話
叔母叔父は部屋に閉じこもり図面を書く
「あっち行ってなさい」
「この部屋には入っちゃだめよ」と言われながら
わたしはどこで遊んでいたんだろう
そんな出来事にポジティブを見出すのに
“ちゃんとご飯が食べられていた”くらいしか思いつかなかった
そして自宅に連れ戻されてからは
「おねえちゃん」となる
弟、そして年子で妹が生まれる
わたしも幼少期なのに、二人の子守り役となった
わたしは二人の世話をよ~くよく焼いていた
そしてよく自家中毒になった
最近、この自家中毒って聞かないよな~
原因不明の嘔吐と腹痛
怒られると外に出されたり、ご飯抜きと言われたり
そんな中、”よくやってきたよ。”
そんな風に自分の過去の年表を書いてnagiちゃんに送った
その年表を見ながらのセッション
nagiちゃん:
この数枚の年表に決定的なことをみつけたよ
そこには「ネガティブな感情が書かれていない」
そして
加藤先生の本 『子どもを幸せにする愛 辛くする愛』を読んでくれた
子どものやる気にさせるためには、子どもの心を理解することが先決である。
そのために大切なことの一つは、マイナスの感情を表現することを禁じないということであろう。
ナギちゃん:
わたしはネガティブな感情を表現出来ていない
ネガティブな感情を表現することが禁じられたままでいる
ネガティブな感情を自分でも感じないようにしている
これが、わたしの心が拗れている最大の理由だよ
統合するには、ネガティブな感情とポジティブな感情を両方を感じる必要がある
ネガティブな感情を感じられていないから、いつまでも統合できずにいるんだよ
毒親育ちはネガティブな感情を表現することを禁じられているから
感情を感じることが出来なくなってるね
自分でもすごくわかっている
感情は感じないように、感じないように生きてきた
だって感じると面倒だし、時間の無駄
感じる必要なんてないでしょってぐらい軽視してきてしまった
だからわたしの潜在意識は感じられなかった感情、
押し込めた感情のヘドロで一杯なんだよ
それをずっと悩んでいた
でもそれが“禁じられたもの”だったというのは驚いた
ナギちゃん:
自分というのは「自分の感情」のことだよ
その感情そのものが自分なの
その感情を感じないということは自分を感じられない
自分が造り上げた自分しか感じられない
それは本当の自分じゃない
本当の自分は感じている自分なんだから
感じたら良くない事ばかり起きたから
感じないほうがいいと思ったんだろうね
幼少期、両親が週末を過ごすために連れ帰ろうとした時
「行きたいくな~い」と言って叩かれた
祖母や叔母に遊んでほしいのに
「あっち行ってなさい!」
「この部屋には入っちゃだめ~!」と言われた
わたしはネガティブな感情を表現すると良くないことが起きたんだろう
ナギちゃん:
幼少期の自分に対してどう思う?どんな感情が出てくる?
預けられている自分に対してどんな感情が湧く?
その感情を感じないで生きていくと
嘘の自分を生きる事になるよ
自分を大切にするって、自分が感じてる感情を大事にするってことだからね。
そう言われて、すごく腑に落ちた
めんどくさいとか、時間の無駄と思ったのは大人になってからだ
幼少期はそれをすると嫌な目にあっていたのだろう
そして、セッションが終わってから
自分の幼少期を、
もう一度思い出しながら
感じたであろう感情を感じ入ることにした
『感情を感じるメソッド』のワークを思い出した
体感と思い込みはセットだと聞いていた
やっぱり感じるしかない
おばあちゃん家で一人
誰からも相手にされずに一人で遊ぶ
そんなわたしに対してどう思う?
どう感じるの?
ひとりは寂しい
孤独でつらい
悲しいよ~
両親の家で弟や妹の世話をしているわたし
どんな気持ちでいたの?
なんで?
こんなひどいことするの?
わたしだってかまってほしいよ
こっち見てよ~
わたし苦しいよ
わたし悲しいよ
わたし辛いよ~
その光景を思い出しながら
その時の感情を思い出しながら
しばらく泣いた
胸が苦しかった
お腹あたりが締め付けられる感じがした
居たたまれないモヤモヤ感
すごい体感だ
これ、身に覚えがある
この感覚
子どもの頃、ほとんど毎日感じてた苦しさだった
これを感じたくなくて、
これを自分から無くしたくて
感情を感じないようにした気がする
今、感じても苦しい
こんな嫌な体感を子供の頃のわたしには耐えられなかったんだと思う
しばらくその体感を感じた
2時間くらい感じていたかな・・・
感じ切るってこのぐらい???
ナギちゃん:
自分の見たくない自分を認めてあげる
いい子じゃない自分を認めるというのが
自分の心の成長のためにすごく大事なの
現実逃避して、いい子の自分しか見ないから心が成長しない
ネガティブな感情を感じないと心が成長しない
だからこそ、ネガティブな自分をいかに感じるか
これが統合なんだよ
良い子の自分、悪い子の自分、どちらも感じて
そのどちらも許せるのが統合
悲しいの反動形成がいい子だったのかもしれないね
孤独 屈辱 絶望 悲観
わたしよりはるかに人として至らない人が両親だったのに、
わたしはその人たちに媚びて、愛を求めていたんだ
その自分が悲しくて、悔しくて、情けなくて
そんな自分を見るのが辛かった
だから天邪鬼なわたしになって親にたてついたりもした
わたしはそんな人間じゃないんだからと。
あの子供のころ感じていた
この苦しい、心が痛い、悲しさに潰されそうな体感
感じ切れていなかったのだろうか
もうイヤってくらい感じたつもりだったけれど
もう一度感じてみるしかないね
この体感が収まる日がくるのかな~
もう一度
感情を感じられて生きる自分になるのは自分の責任だと言われた。
うん。
わたしは感情を感じることを取り戻したい